自分とはほぼ無関係の世界。
しかし、名簿一つで接点が出来るように意外なほどその境界は細い。
そんな感じを思い知らされ読んでて怖くなった。
また、少年漫画のように勧善懲悪でも無いためイライラすることもある。
さらには絵が汚ねぇw
なのに、なんだろ、怖いもの見たさか、序盤はうすーく流れてる作者の主張、根底にあるテーマのせいか、何故か読み進められる。
また知的好奇心も掻き立てられる。
最後には絵は気にならなくなってた。
裏社会のバトル漫画だったら特に読まなかったけど、後半作者の主張が、頼むから聞いてくれ、これだけは知っておいてくれ、それは読み手の為でもあり、作中のキャラクターの為でもある、という想いが伝わってきて熱く読めたな。
飽きさせないテンポ良いストーリーってのもあった。
余談だけど、この作品を読む前はオレオレ詐偽が捕まったニュースを聞いて良かった良かったと思ってた。
しかし、今では、また受け子か、番頭までなかなかいかんなーなんて思うようになりました。
そして、ちょっと実家に連絡する回数が増えたかな><