ハラハラ ドキドキが止まらない作品でした。愛してるのに、憎みたくなるような過去があって、その過去を消してしまう手段がわからなくって、悶えているヒーローの葛藤を思うと 心が痛くなったし、ヒロインの心が押しつぶされそうになる酷い過去を 彼女は しっかりと 見つめて、見据えて、独り立ちをしようとしていて、凄いなと思ったし 応援したくもなりました。すべての元凶はヒロインの父親(母親もですね)だった事をヒーローもヒロインの異母兄も理解を示してくれたことが 何よりも救いだったと思いました。後書きで、七星先生が この作品はスピンオフだと仰っていたので、どうやら 異母兄のお話があるみたいなので、そちらも チェックしたいと思っています。