夫と子をなくした悲しみから抜け出せないヒロイン、家族と楽しく過ごしたことのない彼。
事故死した夫妻の遺児が突然現れた。
目力のある男性が描かれ、冷たいのか暖かいのか確かに表情からは読めない。情が深いゆえに自らを責め悲しみから立ち直れない女性と共に子供の父親役も母親役も二人はやれる。
走る場面があるが、何となく足と手が柔らかくない。
バックが描かれていないコマがわりとある印象。
兄弟がなごんでいく様子が急展開したが絵でもっと見たかった。
ヒロインの彼へ発した「愛しています」の言葉も、それまでそれほどまで愛が育っているとは見えなかったため、若干いきなり感があった。