初対面は確かに厨房での甘い夜だった。ロバートとルースの関係をコミカルに描いていて楽しく読める作品でした。奇跡的に出会った素敵な男性ロバートは買収を視野に入れたライバルホテルウィンチェスターの重役だったことに端を発したドラマ。敵か味方かルースは右往左往させられながら展開していきます。ウィンチェスタ令嬢のモニカもなかなかいい味出していて良いのだけれど、事象が現実離れしていて少々不味い。セリフにも幾つか意味不明な箇所があって残念です。けれど、展開テンポは良いからトントン拍子に話が進みとても面白かった。結局はHQらしくロバートの実家はお金持ちだった事で新しい融資先となりハッピーエンドとなりました。