ネタバレ・感想あり屋根裏の男爵令嬢のレビュー

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屋根裏っていうのに大河だった‼👍
2022年5月26日
原作のエピソードをどれぐらい省いたか分からないけど、もしかしたら全部網羅したぁ⁉👁感じるほどの大河ドラマだった。村田先生と編集さんの読解力と作画力に敬服。どうしても2巻にできないから苦肉の頁数増だったんだと思う。実在の史実や人物が鍵を握っていたり、原作の重厚さとコミカライズのイメージ化でとっても楽しませてもらいました✨
表紙は
2020年9月26日
映画の「風と共に去りぬ」をおもわせる表紙ですが、中はイギリスでした。歴史モノなのでコスチュームとか貴族とか楽しみが多い上にミステリの部分やら活劇映画的なところ有りでとてもお買い得
好奇心から探求へ
2020年3月17日
戦時中の悲惨な出来事は、あまりにも酷すぎて戦後生まれの者にはわかりようもない。ダートムアの荒野にある刑務所に入れられ、あまりにも劣悪な環境の中で死に至った沢山の方たちがいた事も、受け止めようがない程の出来事です。この様なお話を書いて下さった作者・村田先生には感謝します。
このお話しを読んでから、時代背景や刑務所の事を調べました。知らない事を知れた事を有り難く思います。
ドラマティック!!
2019年12月23日
前半部分の展開だけでゾクゾク!
ヒーローの変身が楽しみでワクワク。
テーマは重いけど読みごたえたっぷりの大満足!
村田先生ワールドを満喫できました。
読み応えずっしり
2019年12月16日
通常より30ページほど長い事もあるとは思うけど、読み応えのある仕上がりでとても良かった。ヒストリカルは苦手だけど、史実をベースにしたフィクションだけに、映画を見てるみたいに引き込まれました。単なるラブストーリーではなく、人間ドラマに涙がでました。
素晴らしかった
2019年12月16日
普通のページ数よりも30ページも多くて読みごたえがあります
ラストがあっさりしていたのが少し残念でしたが健気なヒロインと前向きなヒーローが素晴らしかったです
買って良かった
素晴らしい
2019年12月15日
これは本当にハーレクインなの?と思うくらい重厚な物語でした。
涙が止まりませんでした。

ページ数の関係で終わり方が物足りなく感じてしまいました。
その後の話も読みたかったので2巻セットにしてほしかったです。

ストーリーの重さを村田先生の絵が和らげてくれて、とても読みやすくしてくれています。
分かりやすく読みやすい
ネタバレ
2021年7月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 色々と衝撃的な内容でした。
この時代の人たちのことを考え、実際にあったダートムア刑務所のことも想像しました。空想の舞台だと思って読んでたので、最後まで読んで驚きました。
そんな大量処刑があったことなんて知らなかったです。
ヒーローとヒロインはハッピーエンドでほんとによかった。
ダートムア刑務所に収容されてた人たちを思うと、胸が痛いです。

内容が濃いですけど、要所要所で、ホッとする一面があったり、会話が可愛かったり、登場人物沢山ですが、無駄がない設定ですごいです。村田先生が描いてくれてよかった。名作です( ´∀`)
史実に忠実に
2021年1月23日
重みのある話でした。戦争それは、基本的人権を剥奪するもの、ヒロインが実に誠実に生きているのが凄い。
二度も刑務所に入って生還した
2019年12月19日
劣悪な環境で生命の危険もあるというダートムア刑務所。無事出てくることを待ち続けたヒロイン、もう男爵令嬢だったなんて過去、数奇な半生の一つのピースに過ぎない気がしてくる。
やんごとなき貴族令嬢のはずだったヒロインが食べる所住む所確保のために働き、庶民の日々の暮らしに入り、英国政府にとっては危険分子である、とある「ヤンキー」と恋仲になる話。アメリカの、英国からの独立戦争で、英米は互いに敵味方、立場それぞれ。
起伏に富むストーリーを手際よく捌いて結末まで波乱万丈。ストーリーは面白みがあってダレずに気を持たせて、どこにもありきたり展開なし。
けれど、メインキャラの二人のツーショットとしてのビジュアルに見とれる場面がなく、二人の関係発展にうっとり酔っていられない。
立ち止まることなく話が進行している中では、恋愛感情がいい感じで深まりあったりする過程や、二人の間に漂い始める甘い空気を、私はどこか楽しみにしていたのに、味わえなかった。

英米の戦いがもたらす風向きの行方もそうだが、ヒロイン達の住む村、という小さなコミュニティでも、敵味方の入り乱れでクライマックスまで登場人物の配置は落ち着かない。
あっけなく二度目の収容。

一体刑務所に無事の出所を期待出来るものだろうか?荒くれもいれば、無法がまかり通る小さな底辺生活は、彼を拾ってきた一番初めの刑務所描写によって読み手のこちらに知らせたではないか。何しろあとがきにはより過酷な史実に言及がある。どこがむしろ安全なのか、説得力不足。

信じられる人、信じられない人、このストーリーはどんでん返し的に配して面白くしようとしている。
そこは確かに効果もあるのだが、その分、顔つきで悪人善人の別をアピールすることが出来ず、話の中で分かりやすい立ち位置を取らないゆえ登場人物に親近感を抱けなかったのも事実。
彼がシャバに出ている間にこざっぱりとしたイケメン現わるかな、との密かな期待も、数コマだけ。結婚しよう、のところ「だけ」私の中の好みの外見。

話が面白いなら目をつぶるべきかとも思いたいが、話だけなら活字でいいわけだ。やはりここは、ヒロインの眼に映る彼の姿には、例えば再会の時になど、何倍増しのルックスに見えちゃう、というのを、ヒロインの眼を通して確かめたかった。
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