ネタバレ・感想ありスフィンクスのレビュー

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家族とは
ネタバレ
2025年3月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「世界の終わりにたったひとりで」 は複雑な家族関係に絡み合う、それぞれの人物の事情と感情の物語。画家のちづの巴に対する感情の描写を見て、年の差婚をした自分と重ね合わせて泣いてしまった。作者自身がこんな想いを持った事があるのか?想像だけで描いているとしたらとてつもない才能だと思う。
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面白い
2024年7月31日
ギリシャ神話をもとにした短編集。主人公が異なると、同じ話でも捉え方が変わってくる。とても面白かった。
ジークムント・フロイトを思い出します
2023年12月5日
オイディプスは、父王を殺し母と結婚する。
後にエディプスコンプレックスと言われる、男児が、同性である父親に敵意を抱き母親を性愛的好意を持つ「父親を殺して母親を独占したい」と言う潜在意識を持つこと
ギリシャ神話のオイディプスからフロイトが命名しました。フロイト自身もユダヤ人であり迫害から逃れ亡命した移住しなぜ、ユダヤ人が迫害されるのか?
英単語って読み方に時代を感じますね。読み方分からんからポンコツGoogle翻訳使ったりしてます。
脱線したわ。エジプトの歴史も、面白くて日本と同じ世界で数少ない国名が古代から変わらない歴史古い国です。
スヘィンクスの精神世界と哲学みたいなもんです。
時代の流れを感じます。
アドラー心理学当時は流行らなくてもフロイトやユングと同時代です。
当時は、心理学を学んでいた頃だったのですが、今読んでもやっぱりおもしろかったです。
不動の価値とはこの事
沁みた
2021年12月18日
マザーコンプレックスの元になったオイディプス王の話しが面白かった。妊娠したら途端にリフォーム熱が冷めた女性の気持ちが理解出来た。何か足りないのはわかるけどジタバタしてて 最後に心を埋めるものの正体は赤ちゃんだと知り日常が戻って来てくれた。最後の日本画家の話しは切なくなってしまった。娘さんが海の絵が好きだと言った途端に浄化されて やっぱり萩尾望都先生は天才だと思いました。
ここではないどこかシリーズ
2023年2月16日
「世界の終わりにたった1人で」が深い。
亡くなった夫や子供に会いたいかと聞かれた老女の返事が胸に迫る。
愛する人を亡くしても生き続けた人だからこその答えだった。
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作家名: 萩尾望都
出版社: 小学館
雑誌: 月刊flowers