初期の「やさしい悪魔」からずっと、その作品に流れるあたたかさに本当に心をうたれます。この作品を読み終わって、やっぱり川口作品はいいなあとしみじみしました。
最近の新作は電子書籍だけになってしまったので、紙派の自分はまとまっているのに気づくのが遅れるのがしばしばで、でもそのタイミングで一気読みできて、物語を堪能しています。
川口先生の描かれる瞳は主人公たちの美しい心をみごとに表して、時折はっとします。そんな作品を同じ質で描かれる作家さんは稀だと思います。
これからも描き続けてください。読み続けます。
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