ネタバレ・感想ありNEONTOWN電子単行本のレビュー

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すてきな作品でした
2024年11月12日
大好きな「スローライフ・エブリディ」もひょんな事から出会った二人が恋をしていきますが、今作品はもっと大人の出会いと関係性ですね。短いページ数なのに唐突感は全くなく仕上げていて、お話作りがとても上手な作家さまと改めて感じました(もちろん作画も良し!)たくさんの人がいるこの東京での偶然の出会い、とてもすてきな作品でした。


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心がほぐれた〜
2024年10月29日
西の果てのベッドシーンの勢いと荒っぽさ、突っ込むまでの流れが凄くリアルに感じた。次の日も含めてめちゃ好き!となりこれは絶対に良いゾと期待が高まり…大正解!!
どのお話にも自分の知ってる感情が描かれてて、今の生っぽさも感じられるからそういう空気を掬い取って漫画に滲ませるのがとても上手い。短編の物足りなさも感じさせず1冊としてのまとまりが良くて、読み終えるとすぐにまた最初から読みたくなる緩やかな繋がり方に大満足です。
心の陰と陽
ネタバレ
2024年5月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前後編の話が3つで、3組のお話です。3つ目のタクシーのお話は恋愛未満。3つとも失恋だとか、個の悩みとか、仕事の悩みとか、それぞれ陰の雰囲気から始まり、人と出会い陽の心を取り戻していくようなお話でした。日常の中で、緩やかに自然に変化していく日々を描いている感じで、とても優しく温かい気持ちになります。前後編だから恋愛への流れが急な感じもあったのですが、その流れを作る方が大人なので、さらっとそういう雰囲気へ持ってく手腕にさすがだなと笑。ラストは未満な話ですが、人生の先輩の言動に惚れます。仕事とプライベートを分けるためにあそこでメガネを外したのはさすがです!
どのお話も好きですが…
2023年2月28日
最後のタクシーの運転手さんと、疲れすぎていた青年のお話が1番好みです。頭をたくさん使って疲れた日に読むのがオススメの短編集。心がホッとします。
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表紙に惹かれて
2023年2月4日
セール作品をチェックするのが日課なのですが、その時にこの表紙にすごく目が惹きつけられました。何だか優しさに触れられそうな、そんな雰囲気がとても私の心をくすぐりました。
試し読み、クソみたいな元彼と別れたあとどうなっていくのか、いい出会いがあることは分かり切っているけど、というかむしろそういうのが読みたくて購入。とてもgood。3組の話全てが裏切ることなく良かった。傷ついたり疲れたり、そういった人間が癒やされていくのは、自分も癒されていくようで好きです。
全157ページ(30%値下げセールで購入)。
★読み返してて気づいたのですが、1話目の温泉でのシーン、男性2人組のお客さんは2作目の2人でしょうか?そうだったらいいなぁ。
人生の話
2022年8月15日
BLという括りはこのオムバニスには無意味ですね。
すごく好きです、人生を切り取ったような描き方。
3組の男たちの話がそれぞれ前後編で語られます。

1組目 失恋した公務員がノンケの元カレと登るはずだった山登りに初めて挑戦して次の恋に出会うまで。
主人公の目に映る世界そのものが、山に登ってみたことで変わっていくのが清々しい。
2組目 出版社社員と作家。この組み合わせのblは多いですが、リアル寄りの2人です。
ゲイを公言している作家の小説と出会い、自分を許容していく主人公の心の解け方が愛おしい。
3組目 表題作です。これがblじゃないのに刺さる。社畜とダンディーなタクシー運転手。東京の夜景の美しさが自分の記憶のそれと重なって涙が出そうでした。
この作品読みながら、友人がこんな感じで擦り切れてしまう手前で仕事を辞めていく若い社員を「最近の若い子は身勝手で自分のことしか考えてない」って言ってたのを思い出しました。
愛社精神、同じ釜の飯、大変なのは皆同じ、なんだそうです。
長年会社組織の中で働いて来たことはすごいと素直に思うのですが、誰もが人から勝手に与えられた役割を果たせるわけじゃない。
だからこそこんな物語が生きていく潤いになったりするんじゃないかな
どこかにいると思える人たち
2024年12月17日
3つのお話が前後編で入っています。どれも出会いをきっかけに新たな視点を広げる素敵なお話です。読んでいてハッとさせられる表現がたくさんあり、優しくじんわり胸にひろがりました。一作目が特にさっぱりしていて良かったです。
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3カップル
ネタバレ
2022年8月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 東京に絡めた3カップルの話。2カップルめの作家先生と編集者のお話が特にお気に入りです。3カップルめはカップルではないです。
東京が裏テーマの3CPのお話
ネタバレ
2021年9月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 二話ごとに3CPのお話。特別東京に拘った話はないけど、裏テーマが東京という作者さんの言葉に納得。CP未満の二人もいるし、それぞれもっと先まで読みたい!
「東京の西の果て」
カメラマンの相楽×彼氏にフラれた山男初心者・犀川。彼と行くはずだった山に一人で来た犀川が出会った相楽。ほんとBLにはこういう元カレが多くて…(怒)意地で来た山で自然の美しさを知り、元カレへの未練を捨てて新しい趣味と彼氏ができる爽やかなお話。山の良さが十分伝わってきて自分も浄化された気分。相楽の男臭さがいい!
「差し出す傘の行方」
ゲイを公言している作家の丸川×ゲイの自分を歪だと感じている編集者・灰原。これリバップルかな?堂々と公言している丸川の存在と丸川の著書に、歪なのではなく個性なのだと教えられた灰原の目覚めが眩しい。生真面目な灰原が可愛いな。
「NEON TOWN」
ブラック企業で働く白木とダンディなタクシー運転手・上田。ネオンの美しさが疲れ果てた心に沁みる深夜のドライブ。BL未満だけどいい話。上田さんの心遣いと笑顔が素敵。
袖振り合うも〜なオムニバス
2025年5月24日
東京をテーマに綴られたオムニバス作品。3カップルが前後編で描かれています。
最後はカップルとは言えないかもだけど。
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オムニバス
2022年8月5日
初読みの作者さん。
絵も、作品の空気感もとても好きでした。
なんだか昔のことを思い出して少しじわっとくるような、そんな作品です。
最後のお話はここから発展するのかな?
どのお話も良かったので、後日談などあったら嬉しかったけど、この作品においては、それは蛇足というものなのかもしれないですね。
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続きがみたい😊
2021年9月13日
オムニバスで2cpとカップル未満の1組のお話です。ページ数も少なく内容も薄めに見えました。題材も良くってキャラも可愛かったので続きがみたいです!
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作家名: にどね杉
ジャンル: BLマンガ
出版社: 徳間書店