同じような目にあっているところなので、読んでみたいと思いました。
熟年不倫の当事者たちの生々しいやりとり、醜いウソや保身、それを知った家族の怒りなど、リアルに共感できる内容です。「悪い者は裁かれる」というカタルシスを求める人にはお勧めできませんが、必ずしも個人の感情や思いに必ず寄り添ってくれない不条理な現実の連なり、それを生き抜く家族たちの(生)が、マンガという身近な媒体でとても良く描かれていると思います。
サレ妻の気持ちに寄り添うと同時に、「不倫夫って、似たり寄ったりなんだな……」と驚くやら、呆れるやら(涙)。