色々な転生物がありますが、本作は転生者のポジションが秀逸です。
ギャグも適度で、変に濃くないので読みやすいです。
そしてなにより姫カワイイ!
アビゲール様が萌え転げるの、よく解ります(笑
唯一気になるのは、作中の国王への敬称でしょうか。
日本の皇族(天皇「陛下」、皇后「陛下」)の例でも解るかと思いますが、国王への敬称は「陛下」です。
本作中で使われている「殿下」は、王子や王女など、国王と王妃以外の王族に対して使うものです。
即位前の皇太子なら「殿下」でいいのですが、作中のように即位されているのであれば「陛下」です。
そこがどうしても気になって素直に読み進められないので、星一つ減にしました。
なお王妃の場合は、「殿下」でもよいとする場合もあるようですが、女王の場合の配偶者である王配が「殿下」とされていて「陛下」と呼ばないのとは、ちょっと差があります。