この作品の時代と同時期に大阪の繁華街でキャバ嬢をしていました。だからこそ懐かしいし、結構リアルで。
実際みぃちゃんほど酷くはないにしても、こういう子居た。
当時は薬やってるか病んでる変わった子と思って流してたけど(夜職だとあるあるなので)、今思えば知的に問題があった子も居たかもしれない。
頭が良くないので、指名のお客さんを持てず、安易に枕したり…黒服からあだ名ダッチワ◯フと呼ばれていたりで、だいたいがホストとか売れないバンドマンにハマって風に流れていって、その後はどうなったのかな。
そういった子の中の同じ店で働いてたキャストの子が当時ニュースで結構やっていた、自分の子どもたちを目張りした家に置き去りにして…という事件の当事者と、ホストで張り合っていた子だったのだけど、その詳細なんかを話してる感じが、嬉々としていて闇深くて…(普通だったら子供が亡くなってる話をネタとして話せないはず、どんなにその親のライバルの女の子が憎かったり子ども嫌いでも)
それも知的な問題等でやばすぎw面白いwみたいになってしまっていたのだろう。。
その子たちの事を思い出して暗い気持ちになるくらいには、この漫画の世界観はリアルです。
そしてそういった刹那的な生き方に酔ってしまうのが若さでもあり。
まぁ実際には山田さんみたいなずっと気にかけてあげれる優しい子なんてほとんどいないし、みぃちゃんの彼氏になるようなやつはもっと狡猾なクズか同じ知的男性だと思いますが。