内容が最悪なのは言うまでもない。
幼い少女への加害というかなりセンシティブなテーマを性的娯楽のために描いている。受刑者の人権のために少女の人権を剥奪する、少女の身体能力など設定が甘い点も気になる。
ただ気になるのが、成人男性が少女を性的消費したいという思いと少女同士の関係性、百合を描きたいという思いの両方を感じる。もし作者が限界まで追い詰められた少女たちの百合が描きたいのなら、安易に少女への性的加害という方法を用いずにもっと練られた設定で挑むべきだと思うし、この作者のもっと上質な百合が読みたい。