ネタバレ・感想あり春を待つころ 千津美と藤臣君のシリーズ1のレビュー

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懐かしい
2025年1月15日
懐かしく思い購入しました。ひかわきょうこさんの漫画で藤臣君シリーズは若い頃特に読みました。藤臣君はいつ見てもかっこいい存在ですね。千津美のドジぶりも久しぶり、なんとも言えぬ存在です。
「エイプリル・マジック」に再会して嬉しい
2024年7月18日
同時収録「エイプリル・マジック」のみ千津美と藤臣君のシリーズ外。まさかこんな風に再読出来るとは思いもよらず、喜んでいる。本誌ララ1980年4月号で読んだときの掘り出し物感は当時とても強かった。育生の待つ出会いのことを知る女史の語り部風の配置が絶妙。このおつかいに出す感じから、もう既にあの作品に再び巡り会えていることを、軽い興奮を持って迎えていた。そして、間違いないと育生が確証を積み上げる緊張感が堪らない。今読んでも際立つうまさ面白さをたたえていると思う。
尚、千津美と藤臣君のシリーズは、次の2(銀色絵本)もある。それ程の人気シリーズを、デビュー作(秋風ゆれて)で打って出ているひかわきょうこ先生の実力には舌を巻くしかない。しかも掲載誌は実力者揃いのララ!
秋風ゆれて(1979年2月大増刊)
春のひとかけら(同年5月号)
トライアングル・トラブル(同年10月号)
春を待つこころ(1980年2月号)
パラソル・エッセイ(同年6月号)
スイートカラーの風の中(1981年6・7月号)

主人公千津美はドジな子設定だが、その描写があまりにも演出し過ぎていて私には共感部分は多くない。掲載当時の少女漫画の路線ではあるものの、元々迂闊な印象や軽率な振る舞いを思わせるそういうキャラの主人公は、私は余り歓迎できない。
しかも何となくそれがまかり通って、よくもまあ他の親友達と同じ進路に行けたり、バイトもやれているなと、現実感薄い。
しかし、「スイートカラーの風の中」辺りでも見せる、ストーリーの複線化がごちゃつかないで読み手のこちらを引っ張り込めるような、各キャラを立たせている構成さすが。
出世作のこのシリーズなかりせば、後続の他の魅力的な作品群も自由に豊かに描ききれなかったかも、と思うと、こうした典型少女漫画で先生が足元固めを果たされていたことを、今さらながら大した新人さんだったんだろうと驚嘆する。
ひかわきょうこ先生はこのあと、異世界物、西部劇、時代物、オカルト物と、あらゆる領域に手を伸ばされてどれも魅力の作品群を成し、ご活躍ぶりはとどまるところを知らない。ストーリー進行もうまいし、語りも巧み、絵の構図の工夫もときどき目先が変わっていいし、男の子をどう描けば女子受けするかもよくわかってらっしゃる。
絵柄云々は私には問題ない。その時代時代には合っていたものなら構わないし、また、流行の絵柄ではなく我が道というのでも構わない。全286頁
いわゆるテッパン
2023年1月13日
"むかしの少女まんが"ではあるんだけれど、結局ひかわきょうこさんの根っこはここにあるんだなぁと、ほっこりしてしまう。どんどんいろんな作品をかかれていくんだけど、あったかいものはずっとつながっていることを感じられます。少しずつ、でも着実に成長していく姿は"いわゆる"という設定・場面でも嫌味がなく、もちろんシリーズ2も同じペースで進むので、ついつい二人を見守って読み進めてしまいます。
大好きな作品
2022年11月8日
懐かしい、大好きな作品。子供時代にリアルタイムで雑誌で読み作者様の作品を追いかけていた。理想の彼氏をそのまま表現されたかのような藤臣くんに憧れていた。ドジっ子の千津美もドジだけでは終わらない、失敗して落ち込んでも直ぐに前を向こうとするポディティブさ。友人達も面白い。今、読み返すと本当に高校生の言葉?なんて思うところもあるけれど当時の私には全てがキュンでした。今も衰えず魅力的な作品。大好きだなー。
大好きな作品。
ネタバレ
2022年10月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 昭和50年代の作品。
姉がこの新装版ではなくて、当時発売のコミック本を買っていて何故かこの作品だけは誰にも棄てられずに令和の現在まであります。

数十年、忘れられていたが家の整理をしていると出て来たのでスゴク久しぶりに読み返して見ました。
物心ついて漫画を読見だした時点でも古い作品だなぁと思いながら、あまり真剣には読んでいませんでしたが、大人になって改めてキチンと読んでみると、スゴくハマってしまい、本自体も古くなっており劣化し出したのでコレはマズい!!と思いネットで探して文庫本が出ていたので即買いました。

物語は主人公の硬派な彼氏、藤臣くんとドジっ子な一つ年下の彼女の千津美の高校から大学生までのピュアラブストーリーです。
設定やセリフも昭和だから見ている読者も恥ずかしくなるような漫画ですが、とても良いです!!
棄てないで良かったです!!

古いのでさすがにシーモアなどの電子書籍には無いだろうと思っていましたが、ありましたね~。
とにかく藤臣くんがもの凄く硬派で格好良い!!!。
デビュー作とは驚き
2022年10月10日
デビュー作がシリーズ化する程代表作になる作家さんて少女漫画では珍しいと思います
ひかわ先生の数あるカップリングでも藤臣くんと千津美が一押しの人もよく見られますよね
そんな人気カップルを最初から生み出せる才能と完成度の高さに驚愕します
藤臣君かっこいい
2022年9月23日
この作品でひかわ先生と出会いました。藤臣君がかっこよすぎて、現実逃避したいと思うほど理想です。でも、もちろんそれは千津美に魅力があるから、銀色絵本もおすすめです。
純粋で可愛い初恋物語です。
ネタバレ
2021年6月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ ドジだけど一生懸命、素直な千津美と硬派な藤臣君のシリーズ、大好きでした。千津美の影響で、無愛想な感じの藤臣君が柔らかい感じになっていくのがたまらなかったです。
永久保存カップル
2021年6月2日
ひかわきょうこ先生の書くヒロインて凄く可愛らしいですよね。それに頑張り屋さんで、こんな子になりたかった、て思ってしまいます。でヒーローの方は、はい、ドストライクMAXです。この2人大好きです。読むとほのぼのあったかくなって大好きな漫画です。もっと長期で見守りたかったです
今でも大好き
2019年10月2日
古ーい作品です。多少時代を感じさせる所もありますが、あったかい気持ちにさせてくれる、今でも何度も読み返してる大好きな作品です。
作品買い
2018年8月15日
年の離れたお姉さんが結婚するので、主人公はひとり暮らしをしなければならなくなったが、寂しがり屋の主人公に、ひょんな事から主人公から目が離せない男性が現れ、その男性が主人公のお姉さんに挨拶をしてくれて⋯
藤臣くんがカッコいい
2017年5月22日
硬派の藤臣くんがカッコいいです。また、お兄さんもきれい。藤臣くんが少しずつ優しく変わっ育ところがツボです。
千津美ちゃんと藤臣君💗
2017年4月28日
藤臣君と千津美ちゃんの高校時代の出会いから読めます。千津美ちゃんの綺麗なお姉さんも出てきます。ただ、絵が 銀色絵本 の時よりも初期なので、銀色絵本の藤臣君の方が、カッコいいかな?でも、大好きなシリーズです。
懐かしい
2016年12月23日
ひかわ先生作品ではじめて買った作品です。
時代背景は昔を感じますが、内容はちっとも色褪せず今も昔もすごく好きです。
昭和54年(1979年)第1話雑誌掲載作品
2016年12月19日
かなり古い作品で登場の景色が伺えます。ガリ版刷り、ブルマ、不良の格好など。。主役の二人も優しさ満杯のカプで、不良出てくるのにほのぼのした優しさ溢れる漫画です😑
やっぱり好き🖤
2016年8月8日
ひかわきょうこさん買いのスタート作品。高校生の頃友人宅でコミックを読んで感動のあまり、作者名とタイトルをインプットすることを忘れて帰宅し、「藤臣」というの名前と作品の大まかな内容と絵の感じだけ残っていました。大人になってから文庫版を書店で見つけ、即買い。やっぱり好きだ~💕と再確認。続きの「銀色絵本」も即買いし、他の作品も買いあさりました😄 覚えていたのは藤臣君の名前でしたが、読み返してみて千津美ちゃんの影響力はすごい‼
王道🖤
2016年4月18日
懐かしさと、作者買いです。読みました。硬派で喧嘩も強く美形一家な彼…羨ましい笑
天然キャラで目が離せない主人公とのギャップが好きです。
作者買い
2015年9月8日
この作者さんの作品はどれも好きです(*^^*)この話はヤンキーというより、番長な時代のレトロティクな感じです♪ドジッコと硬派な男の子との素敵な話です♪
名作
2015年9月1日
この作品「秋風にゆれて」は、ひかわ先生のデビュー作なんだそうです。ここから、漫画家生活がスタートしたのですね。そして、デビュー作が代表作にもなったのですね。才能ですね。素晴らしい。藤臣君の個性の強いお兄さん(長髪でかっこいい)がいい味出してます。
2024年6月10日
これぞ王道!ちょっとひ弱でそそっかしい女の子と、硬派で実は優しい男の子との恋。
絵柄もストーリーも古風だけどキュンキュンしながら読める。
目立たない千津美が腕っぷしが強く一目置かれている藤臣の彼氏になったことから、学校生活が急変。
周囲の人々もクセの強い者がいて、頼りなかった千津美が少しずつ成長していくのも面白い。
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面白かった
2021年12月28日
でも、やっぱり時代を感じますね。それとこの作者さんの作品は、ファンタジー系の方が面白いです。最後の話が一番良かったです。
古き良き昭和の漫画
2020年6月26日
シリーズの2巻は紙媒体で持っているんですが1巻が見つからなかったので割引もあったし、こちらで購入しました。
今見ると、なんでそう言うシチュエーションに繋がるの?と思う所が多々あります。
が、昭和の時代には平然と沢山の漫画で描かれて来たシチュエーションだらけ。
懐かしく、また「こんなのナイよ〜」と突っ込みながら読みました。
ひかわ先生の「彼方から」でファンになり、人物の描き分けはさすがだなぁと感心しきり。
最近の漫画は似たような顔ばかり描く漫画家さんも多いので混乱しますが、ひかわ先生の作品では混乱した事はありません。
ちょっと昔の漫画を読みたいな、と思った方には良いと思います。
努力ですね。
2019年6月30日
最初は実際にもこんな女の子いるよなーって、思って読んでいました。でも素敵な彼氏ができて、自分から変わりたいと思えるようになったことは、素晴らしいし、そんな彼女を支えている彼もいい人だなと、思いました。
優しいそよ風みたいな作品です
2018年7月13日
絵は古いしきれいではないかもしれないけれど、ほっこりできり作品。
藤臣くんがカッコいい!
無口だけれど腕っぷしは強く、頼り甲斐あり、分け隔てなく優しい上に、ドジっ子のちぃちゃんを見守り受け止めてくれます。
今時いない素敵さです。
懐かしい
2015年9月8日
昔買って、手放していました。懐かしく新鮮な気持ちで読みました。
懐かしい感じ
2015年9月5日
作者さん買いしましたが昭和の香り漂う、懐かしい感じの少女マンガでした。ヒロインはドジな女の子・・・この子のドジっぷりがすごい(笑)そして可愛い!藤臣君が放っておけないの、分かります。二人の続きは続編で読めます。あと、同時収録のエイプリル・マジックと言う短編作品が良かったです。彼方から・・・を思い出してまた読みたくなりました😊
懐かしの……その1
2020年10月4日
硬派で無口。周囲からは敬遠されがちですが、強くて優しくてかっこいい藤臣と、ドジでのろまな亀かつ純粋で優しい千津美の学園恋物語。
作者の主人公キャラの典型と言うか原点?ですが、個人的には強い女子が好きなのでイライラ。一方の藤臣は頼もしくかっこ良くて好きです。「ときめきトゥナイト」の方が後の作品ですが、真壁くんと似たタイプのキャラ。
再読して思ったのは、周囲の人々が結構意地悪。あまりにも鈍くさい千津美にイラつくのは分かりますが……。未成年のタバコ、番長の存在、痴漢の考え方等々、良くも悪くも70~80年代です。その辺りは今の価値観と差し引いて読んだ方が良いかと思います。後半の短編は学園SFものあり。
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作家名: ひかわきょうこ
ジャンル: 少女マンガ 恋愛
出版社: 白泉社
雑誌: LaLa / 白泉社文庫