ネタバレ・感想あり碧いホルスの瞳 -男装の女王の物語-のレビュー

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😄
2024年8月28日
ファラオとして国を守り国民に安寧と平和を願う。
愛する者、希望を見出す者にさえも惑わされ猜疑心を抱く。王である為に拠り所を遠ざけ、女であるがゆえの歯痒さが更に孤独にさせる。
トトメス2世のように戦だけに明け暮れる傀儡とは違い、とても人間味溢れるファラオだと思う。
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ッくぁー!文句無しの星5!いや、星10!
2023年5月18日
魅力的な作画、漫画技巧のうまさ、ストーリーの魅せ方、何より面白さ!五億点満点。女として生まれた者の地獄が描かれている。惜しいのは、表紙が歴史漫画みたいでイマイチ本文の魅力が伝わりにくいところ。本当に面白かった。ただ、前時代的な感覚の強い男性は読んでも全然面白くはないでしょうね。内容はハトシェプスト女王の女性上位を切り開く内容なので、担当さんや編集部が男性だとしたら、良くぞこの漫画のネームを通したな、と思います。前述のように、前時代的な男性には不愉快極まりない内容ですから、昭和のカチカチ便秘団塊世代には非常に受け入れがたいでしょう。作者様と編集部の慧眼に感謝。そういう意味では男性の内面試金石として機能するかもしれません(笑)。略奪上等の蛮族極まりない時代に、男性が、女性が、民族が、国が、という括りではなく、一人の人間として見る事ができる人がいたことがアメージングでマーベラス。我々は、今でこそ時代が進化して文化的な考えを学習できますが、この時代にそんなものはないのですから。聖書という道徳書すらない時代に人間の尊重という一番大事な倫理を生まれながらに知っていたのです。血を見る罰に対して詰めが甘いところもありますが、当時の女王の年齢を考えたら仕方ないのかな。あと、知ってる人名だけど表記が私の(フワッとした)エジプト史の記憶と微妙に違っていて、時の流れも感じました。大満足の面白さ。
『タイトル』に惹かれて読んでみたら・・・
2021年5月4日
とっても面白い!!
女性として生きづらかった古代エジプトで、
どのように逞しく国政を担って行くのか?
非常に楽しみです。
おもしろい!
2021年4月11日
強い意志で立ち向かう姿勢にグッときました!
エジプトの世界観も神秘的でとても好きです!
古代エジプト。
ネタバレ
2022年10月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 男装の王ハトシェプストが主役。
男勝りで、女性でありながら、父王のようになりたかったハトシェプスト。
女ということだけで、政治にかかわらせてもらえなく、後継者を生むこと、下にみられることなど、
何もかも、自分で選べないのとへの怒りと悲しみ。
でも、不屈の精神で、目標にむかいひた走る姿がかっこいい。
男性からみたら、可愛げがなくみえるかもしれませんが、この時代、どんな反発も我慢しながら、頑張るハトシェプストは、世の女性に勇気を与えていたのかなと思うと、やっぱり素晴らしいなと思います。はじめの兄王は、ほんとに嫌な奴で、その息子が似てて、どうなることかと思いましたが
そうは、ならなくてよかった。
ファラオをとりまく陰謀とかは、やはりかなり血なまぐさかったです。
青年漫画だけど女性も楽しい
2019年8月26日
絵も躍動感があって好きです。恋愛も絡んでいるので読んでいてワクワクします。また、謎に包まれた実在の人ですが、私は歴史ファンタジーを読んでいるとついイメージが固定されてしまいがちなので、どこら辺が史実なのか少し気にしながら読んでます。お兄さんのキャラが結構好きです。続きを楽しみにしています。
続き楽しみです
2018年2月16日
たまに??と思うところはありましたが、これから面白くなるのかなと期待しています。
余韻がない
2021年1月6日
7巻まで既読。
絵にも文字にも余韻がなく、キャラクターの言葉や行動に深みを感じられないので、読んでいて感動するということがない。
実在の人物達がモデルになってはいるようだが、歴史的に謎のままの部分も多いようなので、この作品はフィクションで描かれた部分がかなり多そう。
異母兄(本当は弟?)であり夫となるトトメス2世は実際は病弱な王だったようだし、トトメス3世とハトシェプストの関係は良好だったという見方もあるようだ。
過去のことが全て明らかな訳ではないしフィクションがあってももちろん構わないのだが、結果、どのキャラクターもいまいち魅力に欠ける気がする。
一番は、口で言うほどシェプストが民衆のことを考えているようには見えない、という点だ。
8巻以降はもう読まないと思う。
惜しい
2017年8月23日
いろいろ惜しい感じのする作品です。主人公が幼く、芯が通ってないです。敵の位置づけのお兄さんもそんなにダメな人でもない気がします。雰囲気漫画として読むのが良いかと思います。
今後の展開に期待!
2017年6月7日
歴史物大好きで惹き付けられるテーマなんですが、人物像の掘り下げや話の展開に物足りなさを感じます…ただ、ストーリーとしてはこれから盛り上がるでしょうから、楽しみです!絵は個性的で、惹き付けられるものがあります。
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作家名: 犬童千絵
ジャンル: 青年マンガ 歴史 / 世界史
出版社: KADOKAWA
雑誌: HARTA COMIX