軽かった。。。
大山鳴動して、の観。舞台装置に騙されました。
18世紀末の世界情勢を卑近なテーマに寄せるのであれば、最初からそう言ってくれればよいのに。
無料キャンペーンで興味を持たれた方は、3巻以降を飛ばして最終巻を確認し、遡って3~7巻の購入を決めるとよいかも。順を追って定価で買うのはお薦めしません。
以下、4巻までの感想▽
無料の第1,2巻を読みましたが、「第3のギデオン」が誰のことを指すのか分かりませんでした。
気になりますが、現時点で刊行されている第4巻までの中に、その明確な答はどうやら載っていないようです。気長にネタバレを待ちますか...
フランス革命を題材にした漫画です。革命前夜から渦中、おそらくロベスピエールが死ぬあたりまでたどりそうなペースです。
実在の著名人、歴史の教科書で紹介される事件について、史実から大きく逸脱しないよう、パラレルワールドにならぬよう描かれているように見受けられます。そのため、極端なカリカチュアや残酷描写で揺さぶりを掛けられる割に、落ち着いて読むことができます。
「ラ・セーヌの星」「ベルサイユの薔薇」他には何かないのかなぁ、とお探しの方にお薦め。