このレビューはネタバレを含みます▼
財閥の次男坊・英一×成績優秀な苦学生・久常。赤外線通信なんて懐かしい言葉が出てきたと思ったら、2013年の作品なんですね。久常の幼い弟・陸を挟みながら徐々に心を通わせるようになり、友情から恋に発展。久常兄弟の暮らしやその後の生活などはなにかと現実味に欠けるけど、生活水準の違う二人が喧嘩したり譲り合ったりしながら家族になっていく様子が微笑ましいです。英一父のやることなすこと、あまり意味があるとは思えなかったり突拍子もなかったり、なのにそれに素直に振り回される二人が心配に(笑)久常、よく今まで陸を抱えてやってこれたな。これからは久常も少しゆっくりできそう。他に幼馴染み同士でずっと比較されてきた二人のお話もあり。受け攻め逆のが好みでした。