私がこの漫画を読んだのは中学生の時でした。今でも書籍持ってます。
中学生の私にエミちゃんは衝撃的で、自分の価値観を根本から揺るがすものでした。
古屋兎丸をなんも知らない状態で読んだら、もう全然受け入れられなかったと思います。でも、私はもともと古屋さんのファンで漫画をリアルタイムで集めてたので、どんな内容でも受け入れる気持ちがある状態で読みました。だから、エミちゃん読んだときは、古屋さん小さな女の子が好きなことでこんなに辛いんだ…可哀そうって思いました。内容は、まるで古屋さんがロリコンである自分を蔑んでナイフでぐちゃぐちゃに傷つけてもだえ苦しんでいるような、そんな感じです。
子供に性的行為をするなんてその行為自体は絶対に許せないことです。被害当事者には小児性愛の人も苦しんでるんだなんて、間違っても言っちゃいけないことだと思います。子供を傷つけるだけの一方的な小児性愛については全く肯定していませんが、こんな苦しみもあるんだ、と多感な時期に知り、憐みの感情が生まれたことは、人の見方を養うには重要なことだったし、多くの芸術作品を理解するためにもよかったと思っています。
最後にすみません、古屋さんをロリコンと決めつけて書いていますが、(漫画の内容はそうでないと描けないものだと思ったので…)、実際は分かりません。憶測です。