ネタバレ・感想ありアドルフに告ぐ 手塚治虫文庫全集のレビュー

(4.5) 4件
(5)
2件
(4)
2件
(3)
0件
(2)
0件
(1)
0件
壊された友情
ネタバレ
2025年8月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 戦争という名の悲劇が巻き起こった末 2人の同じ名前を持つアドルフという主人公たちが最終的には殺し合いにまで発展するという悲しい物語でした。アドルフという名前の主人公たちを題材にした物語があり とても面白い作品です。特に アドルフヒトラー 出生の秘密が本書では描かれており とても参考になり興味深い作品だったのを覚えています
3人のアドルフの物語
2024年8月9日
3人のアドルフの宿命に入り込んで、時代考証も解りやすく絵も美しくて、初版から30余年経っても、この物語への関心はつきません。
リアルな戦争描写
ネタバレ
2025年11月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 再読。ラスト 2人のアドルフが殺し合う場面が辛くて 一度読んだきりで 何十年ぶりかに読みました。手塚治虫にとって 戦争はリアルな過去で有り その過去を美化する事無く描ききった作品。狂言回しである峠 三吉が 序盤で 女性(ランプ氏の娘)に対して暴力を振るい 女性は飛び降りまでしてしまうのに 峠は反省も後悔も無い所が気になりました。とは言え ヒットラーの出生を示す秘密文書 様々な人間模様 当時のドイツ 日本の様子と惹き込まれる要素が沢山有り 夢中で読みました。女性達が それぞれ悩みながらも 人を愛して生きようとする姿は美しいです。一方 子ども時代は友情を育んでいた2人のアドルフが憎み合い 他人を殺すようになっていく過程は胸が痛みました。私も戦争を知らない世代ですが 私より若い方々にも 戦争を体験した方々にも読んで欲しい名作です。(当時は当たり前だったのかもしれませんが 非力な女性に男性が暴力をふるう場面が たびたび有り 星を1つ減らしました)
いいね
0件
3人のアドルフ
2022年10月12日
3人のアドルフをめぐる物語。
アドルフ・ヒトラー、ドイツ人のアドルフ・カウフマン、ユダヤ人のアドルフ・カミル。
最初は峠が主役化と思ったら狂言回しだった。
いいね
0件
レビューをシェアしよう!
作家名: 手塚治虫
出版社: 講談社