ネタバレ・感想ありカルト村で生まれました。のレビュー

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カルト村
2022年7月1日
私も別のカルト村で10年以上暮らしました。
ある意味共感する部分があり過去のことをいろいろ考えさせられました。
体験をマンガにしてくださりありがとうございます。
普通に生まれてよかった
2021年8月30日
とても、自分の人生からかけ離れている世界だが
実際にこの中で暮らしている人もいるんだと思うと、
今自分が置かれている環境に感謝しなければいけないなと思えました。
怖すぎて
ネタバレ
2021年8月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 個人の意思でその村て農業に従事するのは、良しとしても。そこに生まれた子供が、親が一番恋しい頃に幼い頃より親と離れて集団で暮らすのは?体罰、朝抜き。労働。賃金無し。怖すぎて。
すごく興味深かった
ネタバレ
2020年9月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 他の方のレビューにもある通り、ほぼヤマギシ会の話だと思います。
他のヤマギシズムの本は大体が、本書の言葉でいうところの「一般」での生活経験があり、「一般」の感覚を持っている人の主観で書かれたものですが、作者さんのように、閉鎖的なコミュニティで生まれ育った人が主観で描く日常は見たことがなく、大変に興味深かったです。大きなドラマがあるわけではありませんが、それがまたおおげさに脚色していなさそうでリアリティがあります。
このような特殊な状況下で生まれ育った人はどのような思考を持った人になるのか??子供の頃何を考えていたのか?と、野次馬的に覗き見した気分になります。

作者さんは作中では普通の生活だったよー、ちょっと変わったところもあるかもしれないけどねー、という感じです。もちろん周りから見ると、子供を働かせまくり朝食抜きで、子供達はいつも空腹、世話係の気に触ると暴力制裁、と異常な生活なのですが、人は生まれ育った環境である程度価値観が形成されるでしょうから、両親がそれぞれ入村し、村で出会って結婚して生まれたのが作者さんですから、村での生活の様子を他の一般社会とは異なる異常行為だと思わない作者さんの反応は当たり前な感じもします。

読んでいると上記の生活が当たり前の日常のように描かれるので、だんだん麻痺してくるのですが、作者の夫のふさおさんが定期的に一般の感覚でツッコミを入れてくれているので、そうかやっぱりこれは異常だよなぁ、と我に返ることができます。

個人の感想としては、北朝鮮や旧ソ連のような独裁国家と、戦時中の物資や食料不足がセットになったような環境だという印象を持ちました。
そして子供は親の愛情が絶対的に必要であること、ひもじい思いをさせてはいけないこと、は子供を持つ身としてひしひしと感じました。あまりの空腹に薬箱の薬で甘い味のものを探しながら、最終的に完食するエピソードが書かれていますが、それほどまでに常にお腹が空いていたのでしょう。

社会に絶望した大人達や、理想郷を追い求めて一般社会では生きづらい人たちには、こういったコミューンはある種の救いの場になるのかもしれません。ただ、自分で望んで入った大人達はともかく、親に入れられた子達もたくさんいるようで、巻き添えを喰らった子供達は本当にかわいそうでなりません。
どこにも普通はないと思う
2020年3月30日
少しずつ掲載される漫画を毎回読んでいました。
1度目は、子供が朝から働くのに満足に食べさせないし、思いっきり叩かれたり、裸で立たされるなど、読後気持ちには、怒りが殆ど支配されました。
後日、別の高田さんの本を拝読して、もう1度掲載された漫画を読むと、大人への怒りは同じでしたが、高田さんの別の思い出が今度はたくさん見えてきました。
これは、隅々まで読もう!と思い購入し、もちろん大正解でした。
これからも高田さんの本を読みたいです。
ドキュメンタリー好きの方に
2017年3月28日
普通では体験できないことを教えてくれた体験漫画。幼児期の著者の強烈な印象が、強烈に蘇り、読むものにも衝撃を与えてくれる。テーマは複雑で重いのだが、著者の楽天的な視点と、現在の夫(普通の市井の民間人の総意役)のあえてするツッコミが救いとなっている。おそらくアノ団体だろうと推測はつくが、書物でも内部体験者の著述はなかったので大変参考になる。今後、ノンフィクション漫画というジャンルができれば、その先駆けになる作品。
一見ほのぼの。中身は・・・
2017年3月13日
はっきりと名前は出ていませんが、この「カルト村」はヤマギシ会以外考えにくいです。一般社会とは異なる独自の子育ての実態が可愛らしいタッチで描かれていますが、洗脳や実の親と会うのも不自由だったりする事情もあるので少し怖い。ヤマギシ会に関心がある人には勿論、そうでなくとも多分興味深く読める内容になっています。
小、中学の友達がこの村の子供でした。
ネタバレ
2022年7月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私の小学校、中学校にこの村の子達が沢山いました。
本文では明記されていませんでしたが、手紙のやり取りの辺りで「三重のどこどこの村」みたいな表現があったので、ヤマギシなのかと思います。
どうして髪型がみんな同じおかっぱ〜ショートだったのか、どうして実の両親と住んでいなかったのか、どうして部活に入れなかったのか、よくわかりました。
中学校までしか一緒に勉強できなかったので、高校はどうなったのか心配していました。
小学校の時はよく手紙を書いて交換してたので、私の手紙も中身チェックされていたんだろうな、と思いました。
今は随分改善されたのでは、と作者さんは書かれていたのですが、20年位前に、私の中学校がモザイクがかかり、その村の子供らが育ての方達に体罰を与えられていると、ニュースで見ました。
そういう思想の親の元、選択肢なくそこに入れられる子供は可哀想だと思いました。その当時の子供達が今幸せになってることを願って止みません。
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ずっと気になっていました
2022年6月3日
このマンガは、だいぶ前に見かけてから気になってカートに入れていたのですが…
今回お得に購入できたので思い切って読んでみました。
ずいぶん昔に移動販売で牛乳やヨーグルト、野菜などを売りに来ていたあの村のお話。
こんな暮らしをしていたんですね。
読んで良かったです。
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カルトとは
2021年8月5日
普通では見れない部分をのぞき見しているようで面白かったです。淡々と進みほのぼのとした絵ですが、かなり壮絶な体験を作者は当たり前にあった日常として描いていて、色々考えさせられました。一緒に生活していた別の子ども達が、現在どうしているのか気になりました。
え!!!!
ネタバレ
2019年9月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ カルト村ってこうなんだと知りました。
とても勉強になりました。
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共産主義の理想社会
2019年7月23日
余りにも現代日本社会とかけ離れていて、
約束のネバーランドみたいなファンタジー読んでるみたい。
学校側の立場だとこんなカルト村迷惑だったでしょうね。同情します。
作者さんは一見解放されているようで、今でも食事への執着があったり、自販機でジュースを買う金銭への抵抗感がすごくてまだマインドコントロールの影響が残っているのでは。恐ろしい。
幸い自分の住む県にはなかったですが、こういう村の存在が知れて良かったです。
おもしろい世界
2018年12月30日
ほんとに同じ日本!?と思うくらいびっくりする。作者の丁寧な絵と文字でわかりやすくかかれています。作者の人柄のよさもうかがえる温かい本です。
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ネットニュースで話題になっていた
ネタバレ
2018年1月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 著者が書いていたカルト村。私は本部の存在は知っていたのですけど、全国各地、海外にまでこのカルト村が存在することを知りませんでした。私の同級生や知り合いがカルト村へ一般の子として何日か修行?に行ったことを思い出したり、こんなところに行ってたの?と衝撃を受けました。読んで損はないでしょう。
本当にこんな世界あるの??
2017年11月27日
疑ってしまうような信じられない内容でした。
これが日本の平成の話?
壮絶でびっくりしたのは勿論、後書きでパソコンを使わず手で書いたとあったことが驚きました。
整列したワープロ字のような字の奥の感情が見えない。(深読みしすぎでしょうか?

何よりカルト脱出おめでとうございます!
カルト村
2016年12月24日
かなり怖い。子供は親の影響を受けざるを得ないが、一歩間違えると大変なことになる。幸い本書では、ほのぼのした部分も少しだけ感じられるし、現在の作者さんが普通に過ごされているのが救いです。
似たような境遇の知人がいます
2020年11月24日
知人に聞いた話とそっくりです。
彼女はヤマギシの出身でした。
興味深いが…
2019年8月11日
カルト教団でなければ、宗教に関係なくいち合宿施設としてなら二週間ぐらい参加してみたいかも…というくらいには興味を持って読めた。
ただ、コマ割りが全ページほとんど一緒で、先を読みたいのに飽きてくるという矛盾が起こる
知れてよかった。
2019年2月2日
この村はヤマギシズムのお話なんですね。
出張に行った際、ヤマギシズムの近くの高速を通ることがあり、ここって結局なんなんだろう?と思ってました。
知れてよかったです。
読んでいて辛い
2019年1月5日
読み進むうち少し具合が悪くなってしまいました。
まだ洗脳は溶けきってない居ないのでは…と思われる表現がちらほらあります。
DVと言うほどでもなく、良いこともあったよ!と親を肯定的に捉えたい子供の心境とでもいうような。
しかし自分の状況を冷静に分析されていて、さすが作家さんです。
また作者は受け止めてくれる優しい旦那さんに見守られながら、元気に生活されているようなので救いがあります。
色々と信じられない状況ですが、実際にこういった世界はこの団体に限らず確かに存在するわけで…。勉強になる1冊ではありました。
平成の世にこんな世界があるとは驚き
ネタバレ
2018年9月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 幼少期の体験をエッセイ風に淡々と書いてあります。
オチとかは特にないので漫画的な面白さは薄いですが、内容が興味深いのでスイスイ読めます。
ただひとつ気になったのは旦那さんのツッコミ。漫画内に登場する作者自身は「カルト村は悪いところだけじゃなくいいところもあった」というスタンスですが、旦那さんに代弁させてるツッコミ(主に村批判とか作者擁護)が作者の本心なのかなーと思うと若干気持ち悪いというか表現方法として卑怯な感じがちょっとしました。(深読みしすぎかも知れませんが)
うーん…
ネタバレ
2018年4月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵はほのぼのしていて読みやすいけど、カルトっていうタイトルに違和感を感じた。
アーミッシュとかの共同体生活に近いと思った。
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作家名: 高田かや
出版社: 文藝春秋
雑誌: 文春e-Books