ネタバレ・感想あり一夜かぎりのデートのレビュー

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優しいのか、優柔不断なのか
2020年1月6日
オータムのヒールさは、すがすがしいくらいです。やるなら、そうこなくっちゃ(笑) にしても、十人並みとはいえ、あそこまで姉妹にバカにされ続けて、よう実家の催しに参加できるよな。それが不思議。そして、ヒーローもさっさと断ればいいのに、人がいいというか、オータムにたいして、未練タラタラというか、お粗末だな。
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美しい人
2019年6月27日
外見が美しい人と、そうでない人との世界の違い。男女の友情の成立の可能性。傷ついた心と大胆な行動。相反する物って魅力的。
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土台
2018年5月16日
ジョーさんの作品はいつも、テーマがしっかりとしているなぁというイメージです。
楽しいだけでも、セクシーなだけでもないところが好きです。
内面>美?
2018年3月22日
一見で男を虜にしてしまうヒロインが多いHQ小説の中で、このヒロインは8人兄弟中唯一、「美」から見放されたという珍しいタイプ。ヒーローのほうは周りの女が皆夢中になるようなイケメン。でもこの二人が惹かれあってお互いがお互いを内面から変えていきます。通常より50頁くらい多いので主人公二人の葛藤もじっくり描かれていて読み出したら止まりません。お値段も据え置きで嬉しい1冊でした。
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外見で人を見る人間は誰?ひけめと自信
2022年8月2日
視覚情報から人は相手を判断し勝ち。クリストファー家の設定が話の構造に大きく依存、美形一家の中の容姿コンプレックスは新鮮さは少し無く、HQはとびきりの美女だけれど心が美しいといえない女に主人公が勝つ設定も少なくなく(且つハンサムが自分を選んだシチュエーション)、一旦どれだけ大切かを思い知ってしまう場面が別離か事故。よほど技術力が無いと、このタイプのハーレクインロマンスには最早私がウットリ出来なくなっている。論点が手垢まみれなのだ。しかしハンサムぶりを表すのに、ファッション誌を使ったり、実在の球団と監督が登場、ホテルも架空名ではないと来てる。ちょっと小道具的な使い方でそこにホントに居るかもしれない感じが出ている。それなのに仕事場面はなんだか弱い。敢えて触れてない可能性も考えてはいるが、それでも、私は、お飾り的な二人の仕事描写にはリアルな二人の生活が見えにくいところもあった。彼ポールが忙しいというところにおいてさえ。
「謎めいた相続人」(長崎さゆり/ジュリー・コーエン)を思い起こした。美醜こだわりのリベンジ物のあちらとは趣向は違うが。
あからさまで大胆で、数年前に私がハーレクインノベルを読み出す前にこの領域に抱いていたイメージのままの性的表現がここにある。バラバラ小出しにせず、まとめて2回、たっぷり書かれていて、本書をそっちで期待する場合は当然か知らないが、私には、冷却期間後のプロセスが納得的とは少しも言いづらい。特に、読み手を裏切ろうとする終盤の小細工が、少々不発で終わったように感じる。家族関係は努力続行でかわされた感じ。
誰もルックス良し悪しからは逃れられない。無関係に生きようとしている主人公さえも。「嫌悪」が「卑屈」と同じに見える。それでも、知り合って、中を知って良さが見えて居心地を感じて、そうして、外見という入り口からだけではない、相手の立体的な実像をつかみ、価値観を拡げるストーリー。
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