このレビューはネタバレを含みます▼
横領を働いたヒロイン父もひどい(犯罪者になるくらいなら借金で破産する方がましでは?)し、ヒロイン父を刑務所送りにしない(訴えないって刑事事件でできるんでしょうか?)のを条件に結婚と出産を迫る男も酷いです。 お金で女性を買って子供を産ませるって、悪く言えば家畜並みの扱いです。 そんな扱いを受けたヒロインは一応彼のことが好きですが、まともに扱われていないので不幸な目に遭ったと言わざるを得ないと思います。 ネタバレするとシャビエルはヒロイン父の窮状を知って、一度彼から去ったヒロインが戻ってくるのをほくそえんで待ち受けていたわけです。 根底には彼女への好意があったわけですが、二人の関係を薄汚いものにしてしまった残念さがあります。 ヒロインの方も、一度「愛していない」と言われただけで、抗議も話し合いもせずいきなりいなくなるとか短絡的すぎた気がします。 シャビエルの方は愛を知らずに育ってきたからか彼女に対する好意が愛だとは気が付かなかったために失言をして去られたわけです。 あそこでちゃんと話し合ってそのまま結婚できていればヒロイン父が犯罪を犯さなくて済んだかもと残念なことでもありました。
終盤のヒロインのアクションシーンが気に入ったので、星一つ増やしました。