ネタバレ・感想あり風の王国のレビュー

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歴史ロマン的な
2021年9月24日
時代や政敵の陰謀の激流に押し流されながらも果敢に舵を取り進んでいくような、勇ましい主人公が本当に好きでした。平原に吹き渡る強い風のような雰囲気の小説です。
史実通りの悲しい展開が訪れた時、「少女向けなんだから夢を見させてくれよ…」とも思いましたが、あの出来事も彼女を形作る要素なんだと、最終巻では切ないような晴々としたような清々しい気持ちになりました。
ただの少女ノベルではない!
2019年3月30日
私をコバルト文庫の世界、いえライトノベルに引きずり込み人生を変えた一冊と言っても過言ではありません。まずは一冊読んでみてください。1巻は最高、2巻も胸キュン。その後に来るまさかの衝撃的な展開。イラストも美麗で、内容も濃ゆく読み応えがあります。普通にハードカバーなどて出していればもっと多くの方を魅了した作品になったのではないかと思わせる作品。コバルト文庫、今はめっきり手に取ることが減りましたが、この作品は本当に偉大です。
再読です
ネタバレ
2026年6月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 昔、書籍版で途中まで読んでいて手放したのですが、また読みたくなったので電子書籍版を購入しました。

ちょっと文章が読みにくいところがありますが、1巻は恋愛要素が強いので、一番レーベルの色に合っていて面白いです。
主人公の翠蘭が遭難して二人きりになった相手リジムは、もちろんあの人です。
このすれ違いが大好きです。

どの巻も陰謀盛りだくさんなんですが、いつも解決部分が説明的で駆け足かなあ……とも思います。
チベットの風景描写や政治情勢の書き方は、かなり緻密で素敵だと思います。

大人になってから再読すると、翠蘭が向こうみずすぎるので(こうしないと物語が動かないのも分かりますが)、少し苦手に感じました。
リジムに『狗』という言葉を使ってしまうところとか……習いたてのチベット語のせいでしょうか。
翠蘭に限らず、登場人物の心情変化が唐突な時があり、情緒不安定な人が多いな……? と思う箇所もあります。
(追記、巻が進むと諸々の違和感が消えてきました)

あと、台詞部分に『!』でなく『!!』をよく使ってらっしゃるので、ものすごく怒られたような気になります。

批判的なことを書いてしまいましたが、最近は軽いラノベに慣れてしまっていたので、総じてとても楽しく読めました。

ただ、文成公主のお話ですので、展開は史実通りになります。
毛利先生は、他作品のテイストから見ても、恋愛展開のために史実を曲げることはされないので、心づもりしていないとメンタルが死にます。
以前に私が読まなくなったのも、あの巻の手前辺りでした。
(陰謀が結構似通った感じになっていたので、食傷気味になっていたのもあります)
今回は、あの巻の続きも読めました。

主要登場人物の死が地雷だという人は、ネタバレにはなりますが、14巻の試し読みをするか、あらすじを読んだ方がいいと思います。

そういえば、遺体がずっと(1ヶ月+移動距離+城での保管で2〜3ヶ月?)生前のまま安置されているのですが、あの時代にどんな処理をされた上で保っていられたのか、地味に気になってます。
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少女ノベルなのに驚きの展開
2020年7月2日
主人公が芯のある強い女性で、好感持てるし、お相手もイケメン。
私は主人公お付きの占い師の子が好きでした。
かなり、少女向けとは驚きの展開も結構あります。
少女向けと括らない方が良い。
多分、恋愛とかより、主人公の人生そのものを書いた小説だと思います。
あまり、魅力的に紹介できないのは魅力がネタバレだからかな…
一気に読んでしまいました
2021年3月8日
27巻とうい長さにも関わらず、一気に読んでしまいました。
コバルト文庫ということで、さほど期待せずに読み始めましたが、終わってみたら壮大な物語を読んだ満足感で一杯です。
2回目はもう少し人物像を描けるよう、じっくりと読んでみたいと思います。

ただ…各巻の人物紹介には非常に不満足でした。
読む人への配慮が全然無い。
ただでさえ馴染みの無い名前であり、後半になるほど相関関係を知りたいと思うのに、既に登場しない人物ばかりかかれているし…。
個人的にはイラストもただの美男美女というだけで、お話の想像を書き立てるような個性もない。
非常に残念に思います。
願わくば頭のなかを生き生きと駆け回るような人物画や景色を描いて欲しかった。
さらに誤字も多々見られたことも不満足の要因です。

とは言え、物語には大満足です。
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