ネタバレ・感想あり甘い運命のレビュー

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静かな愛
ネタバレ
2024年7月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 親に愛されず育ったが故に、自分もそうなるのではと恐れながら、独りで生きていく覚悟を決めたイチの心の隙間にスルッと入り込んできた先生と海ちゃん。あれこれ世話を焼くうちに、いつの間にか心のリハビリになっていて、生きていく意味を見出だすイチ、重い部分もありましたが、とてもハートフルなストーリーでほっとしました。
こんなおじさんの体を触りたいんです!
2024年5月2日
本編で気になって1巻の番外編でもっと気になった一くんの話は思ったより重く、先生と海ちゃんにまつわる話も重いのに、海ちゃんに救われました。本編とリンクしてる時間軸で進んであ~あの時この人たちはこんな事に…なんて読み方も楽しかった。久我と理人の関係も良かったけど先生と一の関係もなくてはならない存在なのかも。夜に読むとケーキ屋お菓子特にチョコが食べたくなりますよ!
詳らかにされる過去
ネタバレ
2024年3月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ スピン元の「愛と混乱のレストラン」読了後、すぐにこちらを手に取りました。
愛と〜の1冊目でチョロっと触れていたパティシエの一(いち)と先生と海のお話。前作未読でも大丈夫と後書きにありましたが、スピン元を知っていると一をより身近に感じられるので面白さも違うかと。
さて、愛と〜で少し異様な存在感だった一。どうしてパティシエに?真面目に見えるのに少年院?先生と海と同居って?と思うところは多々ありましたが、ここで明かされた過去を知ると途端に守ってあげたい存在に…。一と先生と海が一緒に過ごした濃密で宝物のような時間を垣間見れた今作は、切ないんだけどどこか温もりもあって本当に読んで良かった。
今作も様々なドラマがあり、女性が出てきますが全く嫌な気持ちになりません。先生のセリフ、「君、どうかしてるよ」がめっちゃ好き!このシリーズ、オススメです!
スピンオフ
2020年3月1日
「愛と混乱のレストラン」スピンオフ。樫崎が主人公の話。ノンブルあり。字体も他の作品とは違いました。イラストが小さく、文章の合間に差し込まれていてびっくり。
教師の湯原との出会いは高校生。母親からの虐/待。DVを受ける隣人。そして事件は起こり……。悪人ではなく、虐げられた人間が辛い目に合うのはきついです。傷害で少年院に入り、全てを諦めて生きる樫崎。
そんな樫崎に手を差し伸べてくれたのは湯原だけでした。そうして樫崎と赤ん坊の海と湯原の三人が一緒に暮らすようになり、二人の優しさや純粋さに救われる樫崎。そんな中で湯原を好きになる樫崎は、一旦距離を置きますが、湯原もまた自分の気持ちに気づき、家族兼恋人に。
後半は湯原視点。樫崎提案の毎晩チョコレートキスが甘い!そして、樫崎だけではなく湯原もまた二人の存在に救われていいるのが分かります……。二人が幸せで本当に良かったです。読んでいると泣きそうになりました。
スピンオフ。本序章は本編1巻に同時収録。
2019年10月30日
(小説、読み切り。愛と混乱のレストランのスピンオフ)

本編がすごく良かったのでこちらも読みました。
キャラのタイプも違うので、全く違う読み応えですが、こちらも面白く、実は重い裏背景。

子供の海ちゃんが可愛い。
朴訥で一生懸命な主人公が寂しい。。

これ1冊でも読めますが、このほのぼの3人家族の話の一面は序章的に本編1巻愛と混乱のレストランの後半に1話、愛よりも甘い、が同時収録されています。
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本作だけでも大丈夫
2018年1月29日
愛と混乱のレストランシリーズのスピンオフ作ですが、本作だけでも大丈夫です。
元担任と生徒のお話ですが、ストーリーとしては若干重めで、高校時代に人をかばい傷害事件を起こしてしまった攻めと出所後の攻めの身元を元担任として引き受けた受けという関係です。でも、じっくりと育む関係性がとても良かったです。
一と湯原先生
ネタバレ
2024年12月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ スピンオフです。
一と湯原の学校時代から、あの問題の傷害事件、そしてその後。パティシエになった一。
海と3人の生活がかわり、残った2人。
一が告白をして、湯原がどきまぎしてるのがかわいい。元教え子で男、しかも年下。そのハードルだけで、あたふたしてる湯原先生。
のめりこんで、もし別れたらという怖さもありなかなか一に、本音が言えないけど、一の片思いを考えたら、そんなことはないです。
大型ワンコ攻めの執着と、強引さがまたいいです。
先生の恥じらいも想像通りでよかったです。
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心温まる
2024年9月20日
優しいお話しでした。スピン元はお仕事BL色が強かったですが、こちらはプライベートが中心。一くんは本当に心優しく素敵な人ですね。彼に愛する人とそして帰る場所が出来て良かったです。出てくるお菓子も美味しそうでした。私もあのレストラン行ってみたいですわ。12粒のチョコレートはなんとロマンチックなんでしょう。一くん、やりますね。
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とても、甘い❓
2016年12月15日
「愛と混乱のレストラン」のスピンオフ作品ですが、読まなくても、充分に満足できます。題名とは全く違うとても、辛い運命の前半はとにかく、苦しくて、辛かったですが、後半はそれはそれは丁寧に、つづられています。こと細やかな心情やキスにはほんと、甘くて、甘くて、素敵です。じれったいところも、丁寧すぎなくらいのじれったさでした(笑)。うっときたり、ホロっときたり、揺さぶられました。
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作家名: 高遠琉加 / 麻生海
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 二見書房