このレビューはネタバレを含みます▼
ヒロインが兄の同僚とめちゃくちゃホットな一夜を過ごしたのに相手は全く覚えてなかった…というお互い悲惨な状況から始まります。シリーズ3作目?2作目のヒーローの妹が主役。この記憶に無い一夜の一件を話し合うためにヒロイン宅にこの兄の同僚(今作ヒーロー)と兄と別の同僚が押しかけてくるわけなんですがヒーローは昨晩の件を一度ヒロインと話し合いたい…けど兄と同僚が帰ろうという素振りをみせながらまた会話が始まってそして帰ろうとしてまた会話が始まって…を繰り返して100ページぐらい使ってるんじゃないかっていう登場人物のまとまりのない話し合いに苦笑いです。一応ヒーロー達は冷静で頭が切れて運動神経も良く気の利くスーパーマン的存在なんですが、身内と自分のアクシデントにはめちゃくちゃ弱いんだな、と笑
ストーリーもヒロインを守るつもりで危険に首を突っ込んでもらうことになっちゃったんじゃないの?というような運命に振り回されっぱなし。
若干ご都合主義ですが長い割には読みやすいです。