1作目と3作目を読みました。2作目は間違えて飛ばしてしまいましたが、3作目でなかなか良い終わり方だったので、もう今から読まなくてもいいかな〜と思っているところです。最初読み始め時ちょっと暗いかも…と思ったらミステリーでした。ホラーならまだ現実感が薄くてまだ良かったかもしれませんが、この作品は、なんか実際にありそうなお話でなかなか恐ろしかったです。特にお兄さんの実の母親が残酷で、人間とは思えない程でした。その他の設定は以前読んだ二重螺旋シリーズとよく似ていて、お兄さんが芸能人&弟が純粋で可愛いので男の人にモテモテ↘お兄さんが嫉妬してしまう…というもの。二重螺旋ほどドロドロした人間関係はありませんが、なかなか村の人間関係は謎に包まれています。初めて読む作家さんでしたが、秋の夜長とか冬に読んだらいいかも…と思いました。