共鳴シリーズ「αの花嫁」で作家・岩本薫さんにハマりライトノベルを色々拝読しております♪長編を読む傍ら1巻完結にも手を出す中出会った一遍!
目頭がジーンとくる様な辛いシーンもありつつ、朝岡忍視点、藤王雅也視点で描かれた各章。それぞれの想いに感情移入出来て短いながら満足感で読め、更に読み返しております。
なんとなくシンデレラだなぁと勝手に思ってます。
シンデレラ=朝岡忍、王子様=藤王雅也、魔法使=西園寺貴臣
中学部美術教師を道楽としている風の西園寺。
自分の掛けた魔法で磨き上げた原石が金剛石に変わった!
アヒルが美しい白鳥と化した姿に内心陶酔しているが照れ又は自身の本心に気付かず朝岡忍を「作品」と呼ぶ屈折がちょっと可哀想にも感じてしまう。
唯の脇役にして置くには惜しい存在感で描かれていて読み終わった後にもその存在が心に残ります。
西園寺が幸せになれる物語も読んでみたいな…
「αの花嫁」から入ったせいか、幸村佳苗さんの絵が好きでついついそれぞれの人物を「αの花嫁」のキャラクターに置き換えてしまいます。
朝岡忍=江森理玖
藤王雅也=泉堂彩斗
西園寺貴臣=首藤圭騎
主観的好みに走ったレビューになってしまった^_^;