ネタバレ・感想あり多岐&瀬川シリーズのレビュー

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シリーズ①/魔性受が攻含む周囲を翻弄
ネタバレ
2026年6月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 外科医(攻)✕内科医(受)。
攻が常勤になった病院に、美貌受が半年の留学を経て帰ってきます。攻のアツい性格に対し、受はのんびり話していつもフラット。一緒に飲んだ翌朝、目覚めると攻は受の部屋のベッドに裸で寝ており…。

シたのかシテないのか記憶ない攻に、受はワンナイトを匂わせる物言いをします。悶々としつつ攻は、院内で弁護士となり病院担当となった学友に遭遇。学友は受を知っており、曰く「医療過誤事件」の関係者だと。プライベートは一切ベールに包まれた受ゆえ、知っていることは教えて欲しいと言われる攻。間もなく攻が当直の夜、救急車で運び込まれたのは左や腕をメインに外傷で血だらけになった受で…。

のんびりフラットでその実クールな魔性受に、周囲が翻弄されているような話でした。けれど何度もストーカー被害を受け、体に幾つもの切創痕ある受もまた被害者であるわけで。美貌に惑わされる周囲も可哀想なら、容貌に寄ってくる人に冷めた目を向ける受も可哀想かもしれません。
そんな受ですが、攻はどうやらお眼鏡に叶った様子。「受の相手はワンナイト」という噂がある中、当直室で熱い夜を過ごしてしまった攻が目覚めると机上には「次回有り」のメッセージが。今回は地ならしで次から面白くなりそうな展開でした。

受が甘えたような話し方なので、気になる人もいそうです。初出が2001年で時代的なものもあるのかな?性格も含め、今だとちょっと周りが引いてしまうかも(苦笑)
けれど話し方に反し、受自身はさっぱりしていて空手も有段者という強者。攻を掌上で転がして遊ぶ気満々なので、強気攻が転がされる様子を楽しみに次作「きみは不敵なアフロディテ」を読みたいと思います。

※同人誌で番外編もあるようですが、シーモアさんでは商業誌3部作で出ています。今作は①なので、続編②③があることを参考までに付記します。
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作家名: 春原いずみ
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: ダリア文庫e
雑誌: ダリア文庫e