ネタバレ・感想あり制服の愛人のレビュー

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愛人🙂
2017年2月7日
もっとドロドロしているかと思っていたら思いのほかさらさらと読めました。攻めの俊之は親からの愛情を感じずに育ち、受けの優斗は愛人の息子という事に引け目を感じていたので俊之が亡き父に対する歪んだ思いから勢い任せな行動に及んでも、優斗はいじらしく受け入れてしまっているのがいたたまれなかったです。始まりの身勝手さは、気持ちがはまれませんでしたが、ラストは安心できる関係に落ち着いたので良かったです。
傲慢執着攻。プチザマァ。オール攻視点。
2022年5月9日
中にイラストはありません。
二人の後日談あり。
傲慢執着攻が強引に自分の父親の愛人の子とsexをして家に軟禁して愛人にしてしまうお話。
こういったテンプレは良くあるのですが、珍しいのはすべて攻視点ということ。

攻はもともとノンケなので、初めて男の子の受を抱くときの戸惑いというか、攻め方をどうしようか考える描写が珍しいです。なかなかないですね。

受は愛人の子(但し父親は別にいるため攻とも攻の父親とも血縁関係はなし)という立場であり攻から父親を奪ったという引け目があるので最初こそ反抗的で抵抗するものの、家に連れて行かれてからは割と大人しく攻に従います。

受は愛に飢えた子で…肉親も次々にこの世をさっていくので寂しくて。
母の愛人である、攻父にそばにいてほしいと強請り、疑似親子関係として過ごします。
攻は脳内お花畑なところあるんで誤解するのですがね。

愛に飢えた受だからこそ、最後に攻めの激しい執着に靡くのだと思いました。
でも受可哀想。

攻は最初に身体の関係を持ってから少し病んでいて受を束縛して高校にも行かせないという。
ちょっとダメな大人です。

まぁ友人の弁護士に説教され諭されたり、優斗に出ていかれたり、なかなか攻ザマァもあり良かったです。

オマケの後日談では優斗が彼氏である攻にアピールしているのが可愛かった。
二人でコンビニアイスを半分ことか愛を感じるお話でした。

攻、親の会社を継がず普通のサラリーマンのようでしたが、そもそも優斗養えるのかw?と心配になったわw
資産は資産であるのでしょうね。
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案外さらっとしてる⁉
2017年10月22日
俊之の思考回路に、ちょっとムリがあると思ったけど、優斗も気が強そうなのに、あらぬ誤解を説かずに受け入れるというのにもちょっとムリがあると思った。思ったほどの囚われさでもなかったし、ドロドロ感も薄くさらっと読め、おもしろかった。ただ、優斗がなぜ抱かれるのを受け入れるほどに、そんなにも強く惹かれたのかが、今イチわかりにくかった。
攻がちょっと残念
2015年11月13日
鹿住先生お得意の誤解から体関係が始まります。話は面白いし、受の少年は勝ち気で可愛いし、脇の弁護士さんも良い味だしてるんですが、最後まで攻目線で語られるので、いまいち感情移入出来ませんでした。
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作家名: 鹿住槇
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: ダリアmix文庫
雑誌: ダリアmix文庫