ネタバレ・感想あり親友の距離のレビュー

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タイトルがいい
ネタバレ
2023年7月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「親友」というポジは便利なんだけどある種の呪縛にもなるんだなと感じたお話。
ストレートな物言いをする受けがたまに見せる弱さ儚さに胸が苦しくなりました。ゲイがノンケを想う気持ちってこんなにも繊細で敏感で痛々しいんだなと。だからこそ自分を強く見せてないと崩れちゃうのかもしれません。
攻めはというと戸惑いつつも親友に対する自分の想いや真意がどこにあるのか向き合う姿がとても誠実。そして、答えが出た後の行動力に躊躇いがないのが◎!長年片想いに苦しんだ受けの気持ちを思えばこそ、SSでの攻めに安心感を覚えました。
ゲイとノンケがそうそう簡単には結ばれない過程にリアリティがあって、2人が無事に結ばれるまで見届けなければと思っていたら一気読みw2人の心理描写が丁寧に綴られているのも良かったです。願わくば穂波先生のイラストも見てみたかったな…
親友から恋人へ
2023年5月4日
学生の頃からの長ーい思いが再会によって成就する。と簡単にはいかない気持ちにリアルさが見えて胸がギュッてなりました。
ノンケである親友を好きになって傷ついて、でもノンケだからその反応は普通でしょって読みながら思うけど、しんどいよねってのも理解できて…。終始攻め目線で進むから受けが本音はどう思ってるのかわからずにハラハラしました。SSは受け目線でかわいい気持ちがだだ漏れでした。
じれったい〜
2021年8月13日
作者買いです。凄く上手にまとまっていて、一気に読んでしまいました。でも、気持ちが分かるんだけど七海がじれったい〜😩途中苛ついてしまいました・・でも、余韻が残る素敵な作品です!
逃げ回る受け
ネタバレ
2021年1月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 七海がずーーっと頑張って逃げてましたね(遠い目)でも逃げ回る理由も痛いほどわかりました。だけど進一が七海の告白の時放ったセリフもまた理解できて。自分が好きなのになんで他の人と?っていう。でもそれにも七海の切実な理由があったんですよね。縋りつかれると断りきれない。その七海の心情に苦しくなりました。自分と重なるのか~……。。最終的に逃げ切り勝ちになりそうだった七海を強引にでも進一がモノにしてくれてよかったです。杉原作品は心理描写が本当に本当に本当に秀逸なので感情移入しすぎちゃうんですよね……中盤まであった過去回想にめちゃくちゃ泣かされました。
高校・大学同期の親友とのリーマン再会モノ
2018年2月20日
タイトル通り、高校・大学時代の親友とのリーマン同士の再会モノです。これらのがお好きな方にはオイシイ作品だと思います。内容は王道です。
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小説 リーマン同士再会モノ
2025年4月17日
リーマン同士、新一と七海が再会する話、小説。杉原理生さん初めてだけど、リーマン再会モノは読むしかないし面白かった!再会モノって、一度別の世界を生きた2人がさ、やっぱり離れられないってなるのがいいよね、一旦冷静になって、でも好き、というのがいいね。イラストは穂波さんなのに表紙しかなくて…表紙を何度見たか…挿絵も欲しかったー!!本作はBL小説にしては珍しく(?)終始攻め目線で、おまけだけ受け目線。ずっと攻めの気持ちと同時進行で受けと対峙するから、自分も七海のこじらせに対応してるようで疲れたな…。だいたいBL小説って受け目線か、受け攻め交互な気がする。本作も攻め目線だから疲れた気がする、今まで読んだのも、攻め目線だったらこんな感じなのかな?!でね、大学生の時に進一が七海をもの凄く傷つけたってなってるけど、それは進一は悪くないと思うんだけど、なんでそんな責められたり自分勝手だって落ち込んだりしてるんだ?と読むのが辛かったけど、ラストの受け目線を読んだら合点がいきました。これ、受け目線だったら、いつも通りの切なくてキュンキュンなBL小説だったな?そう思うと俄然面白くなったという不思議。進一の気持ちが変化していく様が丁寧に描かれていて、これはやはり攻め目線じゃないとできなかったろうしね。2人がお互いの気持ちを探り探り進む様子も微笑ましくて、長く親友だった2人だとこういう感じなのかもなあって最後の方はホッコリ。会社の同僚や家族など実際にいそうな人物描写で良かったんだけど、岩本さんが人の性癖をペラペラしゃべるのはさすがに嫌な気持ちになってしまった。良くないな。自戒を込めて。
受けの頑なさ…
2022年7月27日
再会してからの受けの頑なさがちょっと意外でした。
そんなに何年も引きずってしまったのは、忘れて欲しいって言ってしまったからなのかな。
攻めが溺愛系の好みの攻めで、後半読んでいて楽しかったです。
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七海が健気
2020年1月8日
自分が好きな人にしてもらえたら嬉しいから 頼まれると自身に置き換えて受け入れてしまうという七海の弱さと優しさがかわいそうでしたね。進一を自分に近づけてはいけないと必死になっているところも健気でした。
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キュンキュンしました!
2019年11月23日
同級生の再会モノです。王道ですが、受け君のこじらせ具合がハンパなく、モダモダします。途中でこの二人はこの先どうなるのか…と不安になります。が、一方でこういうのって実際にはあるよなぁ〜と思ったりもしました。
最近、異世界モノやファンタジー系ばかり読んでいたので、すんなり感情移入できてよかったてす!
苦手受け
ネタバレ
2025年2月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 早い段階で失敗したと気付きました。作品紹介文を攻受逆で読み尚且つ表紙の精悍な男同士で想像してしまったので読んでみたら受けが女子にしかイメージできない。言動も攻め曰く"時折棘のある言い方をするのは気分のいいものではない"と、本当そう!時折じゃなく終始だよねーって、
そもそも「俺が好きだっていうのに、なんでほかのやつとー」っていう行動も思考も受け入れ難いのに事あるごとに露悪的に交際歴を語るから(理由があったとしても)益々好きになれない。なので文中の多くを占める攻めの悔悟も、いや〜キミは悪くないよー、と共感できないし延々と受けの言い訳を攻めにさせているようしか思えなかった。
後半「うれしいけど、こわい」と言う受けにやっと好感度ポイントが加算され出す。長かった…でも、やっぱり苦手意識が勝つ受けでした。
同級生
ネタバレ
2025年5月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 学生時代と社会人の今、何が違ったんでしょう?あの時も今も当て馬がいて、七海は進一のことが好き。でも学生時代の進一は七海の想いに応えることは無く、就職を期に疎遠。仕事で再会の後は友人&告白を無かったことにした者として気まずい時間が過ぎ、でも今回は進一が七海への想いを自覚し相思相愛のカップル誕生。七海が進一に色々と聞きます、どうしていまさらとか、何で振ったのに何度も粘るんだとか、学生の時は慎重だったくせに今は冒険って何故?とか、同情をはき違えているだけだとか。私も全て同じ質問を進一にしたいです。学生時代はそばに居るのが当たり前で恋愛感情なんて考えもしなかった相手、だけれども再び会えた今は2度と離したくないってこの2つの感情の隔たりを繋ぐ橋が上手く架かっているようには思えませんでした。
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んー…
2018年8月25日
受けの気持ちもわかりますが…ここまで頑ななのはどうも…。私も攻と同じく「自分のことが好きなのに、何で別な人と寝れるのか」って考えちゃうので、この受けの行動はちょっとダメでした…。
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作家名: 杉原理生
ジャンル: ライトノベル BL小説
雑誌: キャラ文庫