このレビューはネタバレを含みます▼
よくある、誤解とか行き違いで攻めが受けを性的にイジメる描写があります。
攻め視点あり、
★受★武士の血を引く優秀な学生。健気。
★攻★イギリス侯爵家の次男。自身は子爵。左遷されて日本に来たようなもの。婚約者(といっても愛情はなし)を兄にとられている。
★地雷:性的な拷問、玩具・媚薬攻め
★あらすじ:
まず、攻は日本に来たこと、イギリス時代からの人間関係にも辟易としています。
受と偶然出会いお互いにひと目で惹かれます。
が、受の大叔父がなかなかのクズで、独断で攻の屋敷にスパイとして入れと命令をくだします。
断りきれない受はちょっと愚かですが、まぁ仕方ないのかも。
大叔父が仕えている主君(18歳の若様、この人は良い人)のためにスパイだとバレないようにしないと!とヒヤヒヤ行動します。
ただ、もともと真面目なので、気付けば執事に取って代わって働き、ずっと受のことを疑っている攻も、惹かれずにはいられず…ゲームの罰ゲームと称してセクハラします。
そんな中、攻が婚約者に裏切られたことを知った奏。
まだ婚約者を愛しているのだろうと誤解し、慰めの気持ちから、一線を超えてしまいます。
ある日決定的に怪しい動きをしているところを見咎められ、媚薬や玩具を使って攻められる奏。
裏切られたことより、頑なに主君を守る奏に嫉妬心からさらに攻め続け、奏はとうとう熱を出して倒れます。
そこから、物語は急展開を迎えます。
最後はハッピーエンド。
ただ、読み終わったあとあんまり何も残らず、可もなく不可もなくという採点にしました。