執拗なRシーンがダラダラ続くTLを続けて読んでいたので、安心して読め、お話の世界に浸れました。例えるなら土台がしっかりした耐震構造の平屋。海外出向した日本人リーマンが主人公で、経営者一族の新進デザイナーとのお付き合いでも、チャラチャラした感じはなく、会社内の理不尽さの匂いも、恋愛関係時の犬も食わない喧嘩(当人たちにとっては未来が案じられるほどのイザコザなんですよね)も、リアルで、ドキドキしながら読み進めました。途中、デザイナーの兄専務とくっついてもいいんじゃないかと本気で思ったし。
先生、ありがとうございます。