ネタバレ・感想あり若と馬鹿犬のレビュー

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ネタバレ
2017年1月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前半は御門視点。後半の「負け犬エレジー」は朗視線で語られています。「負け犬エレジー」は、もう朗がかわいそうで切なすぎて、胸が痛くなるほどです。泣きます(T_T) 御門に対しての一途さと忠誠心がすごいので、御門の美嗣への優しい態度に傷つき、やつれ痩せ細っていく様は、読んでて苦しくなります。御門と朗は会話がなさすぎて、ちっともお互いの気持ちが分からない、このジレンマ……。この、もどかしさがようやく解消されるラストの場面は大好きです。
インテリ受×美ワンコ攻
2021年6月15日
ヤクザモノですがそれほど多くシーンはありません。御門と朗の心の葛藤(すれ違い)が多いです。御門のオヤジと姐さんがいいキャラしています。朗は沸点がよく分からない。気がつくと発情期なのですが、ちゃんと待てのできるワンコです。後半の朗目線は楽しかったのですが、ヤクザの縦社会を絡ませるのか謎の青年を絡ませるのかどっちかに集中していたら内容も濃かった気がします。続きがあるなら、期待しちゃいますね。御門のインテリヤクザっぷりや、マンションの部屋割りも知りたかった。どっぷりヤクザモノというより、二人の恋愛にヤクザモノがついてきたという感じです。滅茶苦茶、痛いとかグロいシーンもありません。少しずつでも朗が人間味を学んでいってるのは、微笑ましいです。シンプルにさっくり読めます。イラストが少ないので、イメージで補って下さい。。。
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作家名: 成瀬かの
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 心交社
雑誌: ショコラ文庫