ネタバレ・感想あり終わることのない悲しみをのレビュー

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病みつきになる暗さ
2019年5月4日
この先生の作品は全体的に執着愛が多いですね。でも1度読むとハマってしまいます。今回の作品もそんな感じでした。ご馳走様です。
長い冬の後に訪れる幸せ
ネタバレ
2024年12月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 受が攻への恋情を認められぬまま離れ、再会し、攻の隠された真実を知るにつれて怒りが戸惑いに、そして紆余曲折の末恋人になる話です。 高校で絵の才能に恵まれた攻と出会う受。攻が自分を特別扱いしてくれることに喜びを感じ性的な夢まで見ていたのに、中学の時のトラウマから気持ちに蓋をします。受を好きだった同級生の従兄妹は、攻から奪いたい一心で攻と関係して嘘をつき2人の仲を裂きます。その時にできた子供を育てる為受は従兄妹と結婚しますが、生まれた子供は心臓の病気で手術費が必要となり…。受は中学の時に同級生から告白され、拒否後苛められ、その後の出来事でトラウマがありました。手術費入手後に攻から致された後は怒りや屈辱でいっぱいですが、そのお金を工面するのに攻がどれだけ労力を払ったかを知り、また攻が家族に恵まれなかったのみならず、自分同様にトラウマがあることを知ります。絵の仲介者、真矢が過去に何度か攻に抱かれた事があり、攻を欲するパトロンもいることを知った受は、モヤモヤすると共に攻がいつまでも自分を好きでいる保証がないことに気づき…。エロは最初の無理矢理後、同居1週間目、受の気持ちが軟化した頃、そして東京で再会後、おまけで(受が攻の元へ戻った時の回顧)と、描写の長い短いはあれどちょこちょこと。 作品としては内容盛りだくさんでトラウマがあった受も可哀想ではありましたが、自分の気持ちを認めるまでが長すぎる😓 色々難しく考えすぎでは?と思うと同時に、高校時に受が自分の気持ちを認めていたら従兄妹も諦め、その後ややこしくなることはなかったんじゃないかと思いました。そして因果応報で略奪愛で受と結婚しても幸せにはなれなかった桃子。彼女の取った行動は最低でしたが、最後は2人の仲を認め、遺伝子上の父である攻、育ての父である受を共に真由ちゃんの父としたことで彼女自身も救われたのではないかと思いました。受が煮えきらずもどかしすぎて☆5には至りませんでしたが、焦れ焦れがお好きな方にはお勧めの作品だと思います👍
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盛り沢山
2020年7月21日
いろんな問題やしがらみや生い立ちがてんこ盛りでした。どう収集をつけるのかと思っていましたが 意外とあっさりハピエンでした。
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作家名: 夏乃穂足
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 心交社
雑誌: ショコラ文庫