ネタバレ・感想あり銀の眠り、金の目醒め 新装版のレビュー

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ワインが飲みたくなる
2020年3月29日
男爵と若きソムリエ、お互いに惹かれあっていてもプライドが邪魔して素直になれない。そんな時、事故でソムリエの命嗅覚が効かなくなり、そこから二人の心が繋がり若きソムリエが成長していく姿が丁寧に表現されていて心地よかった。
可愛い!
2018年10月5日
男爵様と若いソムリエのお話です。
人気者の男爵様にソムリエはたいへーん!という状態が続きます。
勿論ソムリエ生命もたいへーん!です。
なんというかあとがきにも先生が書かれていますが読んでいるとお腹がすきました笑
それくらい先生の描写で心のなかに映像が流れて美味しそうな匂いさえしてきそうでした。
件の二人はすったもんだしてるのが実に可愛らしいです。
Hシーンもたんまりあるので大丈夫(?)です!
さすがの松岡作品
ネタバレ
2018年8月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者の初期の作品ということだったが、流石だった。読みやすい文章なのに華やかさが漂っている。ソムリエの話だったので余計に。でも嫌みがないところがすごい。
たまに例えで「ん?」となることもあった(欲望に高まった体を「ジムでトレーニングした人みたいに熱をもつ」と例えるのはいただけない)が、それは他の部分の香りの例えに華やかさがありすぎたからこその落差だろうか。
ストーリーとしても、事故にあって記憶喪失になるお約束じゃなくて、ソムリエにとって一番大切な嗅覚を失うハンデだったことが良かった。それを取り戻すために攻が沢山の物の匂いを嗅がせてくれるのが、匂いと記憶が密接に結び付くこともあり、関係性が深まるだろうと感じさせてくれる。それに、たまらない甘やかさがある(本人はリハビリで甘さを感じるどころではないだろうが)。
BLとしてだけではなく、しっかりと登場人物の成長物語にもなっているところが作者らしく、素晴らしかった。
嗅覚を失うまでが長い
2015年11月25日
肝心のソムリエとして嗅覚を失うまでがとても長く、嗅覚を失ってからはあっさりと終わった印象。もっとシリアスなストーリーかと思っていたので、この部分は少しがっかりでした。ですがその分ソムリエの仕事の部分はしっかりかかれており面白い作品です。嗅覚を失ってからのシリアス展開を求めている方にはあまりオススメはできません。
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作家名: 松岡なつき
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 心交社
雑誌: ショコラ文庫