ネタバレ・感想ありホテル・ラヴィアンローズのレビュー

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良かったです♪
ネタバレ
2024年5月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 時を遡る形で3つの話が入ってまして、どれも後日談が読みたかったので☆4か5で迷いました。1つ目は高校生2人の話。陸上部の攻を好きな受はこっそり写真を取り続け、それを先生に見つかり強請られます。神社で偶然攻と知り合い、お互い現実逃避したくて逃避行。行き着いた古いホテル(青の部屋)で気持ちを確かめ合い、触り合って夜明けを迎えた後引き離されます。数年後、成人した受が廃墟となったホテルを再訪すると…。2つ目はホテルで無理心中未遂だった受が、幽霊が出ると言われる赤の部屋へ毎週金曜に予約をいれます。従業員の攻は再度そこでリストカットした受を助け、手は出さないからと金曜は自分も一緒に泊まることに。徐々に惹かれていき過去の呪縛に囚われた受を癒やし、その後強引に荒療治で解き放ち…。3つ目は終戦後の話。屋敷に住めなくなった没落華族の子供である受は、自分を助け守ってくれた攻だけが心のよすがになります。受は親戚に引き取られることになり引き離され、その後攻の消息がわからなくなることに。月日が経ち新聞で攻の会社のことを知り、会社前で再会。恋人になるものの攻が見合いをしたことを知り別れようとしますが、子供の頃の約束を守った攻が受の誕生日に買い取った屋敷へ連れて行ってくれ、ホテル(ラヴィアンローズ)にする予定だと教えてくれて…。どれも面白くて一気読みしました。3話ともそれぞれ一冊にして後日談まで欲しかったです。でも話が良かったので☆5つにしました。エロは一話目は触りっこまでで再会してエンドでHなし。2話目は気持ちが通じ合ってのHあり。3話目はキス描写のみです。
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作家名: 高遠琉加 / 北上れん
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: B-PRINCE文庫
雑誌: B-PRINCE文庫