ネタバレ・感想あり上海金魚のレビュー

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引き込まれた!もぉ最高!
2024年12月23日
久々に胸がしめつけられました。なぜこの秀逸な作品を読んでいなかったのか悔やまれます。
上海の情景が浮かぶようなしっとりと、ゆっくりと、お互いの気持ちが深まっていく過程が素晴らしく上手く書かれていた。
すこぶる叙情的で読み終わった後にジーンときて読後感半端ないです。
「甘い水」もよかったがこちらのシリーズの方が好み。 ラスト震えます。
かわい先生の世界観に改めてハマりました!
何度も読み返してます!
ネタバレ
2024年10月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さまのお話は好きなものだらけですが、ちょっと幸せな気持ちになりたい時に、短い時間で読み切れるので、何度も読み続けています。臆病で生真面目で、でも幸せに対する憧れはずーっと心に持ち続けているユウキが妻子持ちのズルい男に誘われて思い切って訪れた上海で裏切られ傷心のところに、思わぬところから優しくて誠実な男性に出会えて、逃げても見つけてもらって、やっと自分が憧れ続けた幸せを手に入れるお話です。優しい交流から後半はワクワクしながら読めるのでホント幸せな気持ちになる!ぜひ沢山の方々に広めたいです!
3シリーズの1番最初
2023年12月23日
先に、透過性〜を読んで、腰乃とゆうきが気になってしまい、こちらを読んだら、これも最高でした!
2013年の本でしたが、全然時代のずれも感じることなく楽しめました。結果、この3シリーズ全て読んだのですが、攻めが、全て大人の素敵なスパダリで、大変楽しめるので、是非読んでいただきたいです!
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攻め受け交互視点です
2023年8月23日
旅先上海での非日常の空気感、残暑厳しい田舎の風景、どちらも鮮やかで目に浮かぶようでした。静かなお話で、盛り上がりは小さいかもしれませんが、受けが心を開いていく様子や、攻めの雄スイッチが入った所、等々かなり楽しめました。再会シーンは映画のワンシーンのようでした。
お値段の割には、ボリュームは少なめです。
好み
2023年4月15日
ガッとした情熱的なお話ではないかもしれないけど、しっとり静かに情熱的。
お互いに惹かれていく描写や上海の情景が上手く描かれていて良かったです。
上海デート
2022年10月12日
アクシデントのように上海で出会い、惹かれあい、再会する。
これはもう、運命でいいのではないでしょうか!
伊藤はすごく嫌いなタイプの男だけど、彼がいなかったら出会えてないのでしょうがない、許してやろうな感じですw
佑季くんが良い人と出会えてよかったと思える素敵な作品でした。
静かな恋
ネタバレ
2021年12月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 不実なのではないだろうかと訝しみながら付き合う男に合わせて上海へ飛んだ佑季。現実を突きつけられる事になったけれど、そこで欲しかったものと出会ってしまう。佑季と浦乃の立ち位置で視点で綴られる物語。それぞれの考え方が丁寧に描かれていて、感情をなぞるように読みました。しっとりとして、大人の良い作品です。是非読んでほしいです。
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何度読んでも面白い
2021年11月30日
世界観に引き込まれます。ハッピーエンドで読み終わった後も幸せな気分です。
お洒落な音楽を聞きながら、読みました。
何度も読んでいますが、毎回夢中になり、とても好きなお話です。
金魚が印象的
ネタバレ
2021年11月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 水端の現実が生き辛い毎日を滝乃が上海という現実から離れた色とりどりの世界で優しく包み込んで、水端の現実を色鮮やかな世界に変えて。2人の希望溢れる未来を予感させる終わり方がとても素敵な作品でした。所々視点が変わってるのに気付かなくて混乱したりもしましたが、作品全体の雰囲気が滝乃の優しさに包まれている感じがして良かったです。
続く2作のスピンオフより
2020年11月7日
雰囲気や情緒を感じたいなら断然こちら上海金魚でした。透過性恋愛装置がシリーズ最初に入ったのですが、最終的に番外編まで入れて必ずチラリと登場する祐季ちゃん。その存在が気になって結局読んでみたら、たぶん1番清潔感とエロスの同居してる青年だなぁと思いました。これ以外のお話でもかわい先生って本人が痛いと思ってる気持ちを痛いんだよ。て言えるまでの過程とか心情の変化が本当によく書かれていて、でもけしてエロスを淡白に書かないからお話としてのボリュームと心理描写の吐露がうまいバランスなのかなぁと思います。
シリーズ1つでも読んだならあと2つも味わっておいたほうが最終的な満足感が違うと思います。
映像が浮かぶ
2020年5月31日
上海という舞台で始まった恋は、まるで白黒とカラーが入り混じった映画のようなイメージで映像が浮かび上がって、ワクワクさせられました。金魚のくだりが特に素敵でした。
しっとり
2020年3月29日
レトロな映画を見終わったみたいなしみじみする読後感。
上海のエキゾチックかつノスタルジックな雰囲気が好きな人は好きかと思う。
勢いや熱量はあまり無いので萌えを期待すると肩透かしをくらいそう。
スピンオフ作品の透過性~を先に読んだけど私はこちらの方が好き。
よかった
2017年1月3日
上海の情景描写がとてもすばらしく、その場にいるかのように感じられました。主人公の佑季にとっては悲しい思い出の場所となったのかもしれませんが。上海での一夜が終わって日本に戻り、滝乃が佑季を訪ねていくところが好きでした。満足度の高い作品です。
一緒に旅している気分に
2016年11月21日
この先生の小説は初めて読ませて頂きましたが、文章がとにかく 素敵。この作家さんに出逢えて幸せです。著書もたくさんあるようでシーモアさんの方が作品数が多かったので決めました。今からまとまったチケット購入します。
続きが読んでみたいです
ネタバレ
2023年7月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 両親も亡くし、あまり恋愛に恵まれなかった青年、いつもは地方公務員らしく地味な外観を心掛けているけど、実は色気のある美人と王道設定いいですね。そんな彼が海外にてワンナイト。この2人が何処でまた繋がるのか楽しみに読みました。お話しは再会で終わってしまうので、その後も知りたいです。受けは東京に出て来るのかしら?
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恋愛映画のようにロマンティック
ネタバレ
2022年8月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 描写が美しく繊細で、耳を澄ませば異国の喧騒が聞こえ、美味しそうな料理の匂いが漂い、運河に柳が揺れる幻想的な風景が脳裏に映し出されるようでした。タイトル通り物語の大半は上海が舞台で、短い数日間の出来事です。異郷の地を巡りながら登場人物の心情が移り変わっていくのと同時に、だんだんと2人の距離も近づき惹かれあっていくさまは、夢の中のようなゆったりとした空気を感じました。異国で見た夢は日常に戻ることで覚めるかと思われますが、上海での美しいひとときは2人の胸に余韻を残し続け、静かに恋情は育っていきます。
登場人物の設定が緻密で、特に主人公の水端は奥が深く魅力的でした。元々の繊細で感受性の強い気質に加えて、自らの性的指向を否定されることへの怯えからより臆病で潔癖になっていた水端は、いつもどこか警戒感を抱いていて、自分の生活を守るように保守的に生きていた印象があります。その固く凝った心を、自由奔放な滝乃がその器の広さを持ってゆっくりとほぐしていくストーリーは何とも感傷的でロマンティックでした。眼鏡を外すと美人だったり、一度は別れた2人が運命的に再会を果たしたりするところは、現実感がなくまるで少女漫画のようですが、全体的に漂うドリーミーな雰囲気にぴったり合っていると思います。
水端は恋に一途で感覚的というか乙女っぽいところがあり、モノガミーとポリガミーという恋愛価値観の違いから付き合っていた伊藤に裏切られ傷つけられます。植物的な印象の下に潜む愛情深い気質こそが水端の人間味で、それが彼の時たま滲み出る色香なのかもしれないと思いました。滝乃は掴みどころがなく時にはドライな人物ですが、ロマンチストで愛に満ちた一面もあるので、水端を甘やかして可愛がって、天涯孤独の彼の大切な存在になってほしいと思います。
普段あまり読まないタイプの乙女チックなBLですが、情景や心情が美しく描かれていて感慨深かったです。
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上海
2021年4月26日
題名の上海金魚というだけあって、舞台は上海なんですね。タピオカが飲みたくなりました!透過性~にちょこっと登場する滝乃さんと佑季ちゃんの馴れ初めが知りたくて購入。滝乃さんの包容力というか、理解力がステキでした。普段は冷静なのに、いざとなれば肉食系になるところも好きでした。
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作家買いです
2017年3月22日
「透過性恋愛装置」のスピンオフです(あれ、こっちがスピンオフか?)。「透過~」に今作の攻めと受けが登場していて気になっていたので、こちらも買いました。「透過~」の受けがちょいちょい出てくるのですが、このキャラがなかなか魅力的で、今作の主人公達の影がちょっとだけ薄くなってしまったかも。2作合わせて読むのがおすすめです。
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透過性恋愛装置から来ました
ネタバレ
2025年4月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ この先生の「透過性恋愛装置」を読み、脇役2人が主人公のこちらを購入しました。
感想は…うーん。透過性恋愛装置は良かったけど、こちらはふんわりしててお互いへの情熱があまり感じられなかったかな?

不倫恋人に愛想を尽かしてから2日目で攻を好きになった受にも、取引先の愛人とわかっていて手を出した攻にも、「え、いいの?」とびっくり。不倫してた受の元カレのことを責める割には、お互いくっつくのが早くて少し違和感を感じました。いや、元カレは不倫で罪だけど、攻受は違うからいいんですけどね。ただ元カレを責めるならば、関係解消後2日目でくっついて致す君達も倫理的にはどうかな?と思いました。元カレはこの時、まだ受と別れた認識がなかったでしょうしね。

うーん、☆2.5位。おまけで3にしました。
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話はいいけど…
2018年4月22日
かわいさんのノベルは、私にとってはハズレなし。大人が読んでも違和感のないBLは貴重です。本作も楽しめました。
ただ漢字変換の誤字が多いのが残念。電子書籍は校正ってしないのでしょうか。
誤字がなければ星4つでした。
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キュン度としては
2017年11月26日
値段に比べて費用対効果がとれず、不完全燃焼。

静かでしっとりとしてるんですけどねー。
攻から受への思い、情熱、色気…どれも中途半端。
レビューよかったので期待しすぎたか。
シリーズ読むか迷うところ…
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作家名: かわい有美子
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 笠倉出版社
雑誌: CROSSNOVELS