ネタバレ・感想ありあんまり好きにさせないでのレビュー

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攻ザマァ!浮気しまくり執着攻。
ネタバレ
2022年5月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 攻ザマァがあります。
それまでは亭主関白の攻、献身的に尽くす嫁の受という感じです。
受は自分に自信のないタイプ。地味で平凡な容姿と思ってます(実はかなり可愛いというのが、攻と、二人の友人吉永の言動やお話の中の描写から読み取れます)。
趣味は家事や裁縫など。あんまり男の子らしいタイプじゃないです。
手編みのセーター作れるらしいw
語尾が「〇〇だよぅ!」みたいに、小さい「ぅ」がつくのが私は受け入れられませんでしたw
ナヨナヨに見えてw

中1で受・攻・二人の友人吉永が出会い、そこから10年くらいの付き合いになります。

最初の出会いから、クラスの地味子に執着する学校のモテ男と、それを面白がって見守る友人という形です。
初体験は中学時代。友人吉永との間を嫉妬した攻による突然の強引なsexでした。
それからズルズル関係が続き、大学時代から同居を始めます。
攻は受に執着する割に受を恋人と思ってませんし、女の子と浮気というか遊びます。
なんでこんな行動をするのかは後に明かされます。
スッキリするかは別ですが。

何度浮気しても必ず攻は戻ってきたので、二人の関係は社会人になっても続けられました。

まぁ、もう結構攻クズなんですよね。
ここから、どうも今まで遊んでいた女の子と違い、攻が本気なんじゃないか?と思う女性が現れ、それを発端に二人の関係はすれ違って行きます。
受の仕事の忙しさも一因です。
受、攻、友人吉永の3視点でお話は進むので、読者には何が誤解で何が真実かはなんとなくわかるのですが…

受は限界となり家を出ていきます。
そして、攻は友人たちに反省を促され、漸く自分の気持ちに気付き…という流れになります。
攻ザマァですね。

私は一見サバサバした礼子(いい人なはずなんですが)というキャラになんか違和感というか不快感ありました。吉永に関しては10年の付き合いがあったからこそいろいろ二人のことを語れる部分があったと思うのですが、なんか礼子はぽっと出てきて、会ったこともない芳歌のことを良くわかっている、みたいな感じで気持ち悪かった。
男女の友情って成立がかなり難しいと個人的に思うので、ホイホイ男友達を家に上げたり、手料理でお世話したりって普通の感覚で引きました。やたら偉そうだしw
受の喋り方、礼子の存在と値段が高額過ぎることがマイナスポイントかなぁ。
攻がクズなのは攻ザマァのセオリー?ですw
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作家名: 高尾理一
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 笠倉出版社
雑誌: CROSSNOVELS