ネタバレ・感想あり異母兄のいる庭のレビュー

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異母兄の激しい嫉妬がすごい!
2022年6月12日
兄弟モノの萌え要素が沢山詰まった作品でとても良かったです!名家の兄×愛人の子弟。無理矢理から始まったというのもありますが、兄の執着がすごいのに弟は愛人の子である自分が好かれるはずがないと信じ込んでいるのですれ違いのじれじれ。兄の逆鱗に触れお仕置きみたいなことをされたり(萌)義兄弟の禁忌が重くのしかかるお話でしたが読後感は爽やかでした。オススメです!
何度も読み返してます
2020年7月24日
作者様の中でベスト3に入る好きな作品で、俺様傲慢むちゃくちゃな異母兄が見せる嫉妬に萌えます。受けが不憫ですが、周囲の期待が大きく逃げられない攻めの心情も気の毒で、ビンタを許してしまいます。
異母兄弟
2020年2月9日
イラストはありませんが雪柳舞う庭での2人の出会いや再会が目に浮かぶような美しい小説でした。
前半はひたすら苦しくて慎一郎の常軌を逸した執着の中に愛を感じられないまま翻弄されていますが、月日を重ねても兄弟になりきれず愛し続けた2人の結末には涙です。
とても素敵なお話
2016年8月27日
ナイスです。とっても良かった!!
異母弟くんが、いじらしく、とても透明感のある雰囲気。
だからかな?異母兄の無体な仕打ちも、愛情の裏返しと思えた。

無料お試しで、気になりつつ1ヶ月購入迷いましたが。
読む価値、有りです。
エロもありますし、ドキドキ切なくなります。
良いお話しなので、詳細伝えたくないです。
と言うより、伝えきれないw
攻ザマァ・攻更生あり。両片想い・イラスト無
ネタバレ
2022年5月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 地雷として攻による暴行・レイ プ、近親相カン、ネトラレがあります。
ネトラレは当て馬が攻よりもよっぽどいい男なのでしんどくないです。
執着攻、激しく嫉妬する攻、健気な受、両片想いが好きな人には良いと思います。
基本受視点のみです。

始まりは攻による暴行です。
でも、攻はずっと受に惹かれていたけど上手く振る舞えなくて…
家庭が特殊なのでプレッシャーもあったろうし、若さゆえの暴走もあったと思います。

受は愛人の子という引け目もあり、あまり逆らえません。
お友達ができるのですが、攻が嫉妬・束縛してくるのでなかなか学生生活も可哀想で。

攻が大学進学するのを機に、友人のいる学校からも離され二人暮しまで強要されます。
でも、攻はそこで1度目の更生をします。
攻視点の語りがないので、後から分かるのですが
受に好かれたくて…
受が自分に対して怯えていることを知っているので、なんとか少しでも関係を良好にしようと普通の兄のように振る舞います。
好きな人にビビられるのは辛いですよね。
そんな攻の努力の甲斐もあり受にも兄に向ける笑顔が戻ります。

普通の兄弟のように…

でもそれは受に特別親しい男友達が出来て崩れ去ります。

受も切ない想いをしてるんです。
兄の彼女らしき人が二人の家に押しかけてきて手料理を振る舞ったり。
だから自分にも特別な相手を作ってもいいかなってなりますよね。

受を大切にしまい込んだつもりの攻。このあとまさかのネトラレザマァです。
が、ザマァwとも言ってられないくらい攻の嫉妬大暴れが始まります。
怖い怖い。
人間の本性なんてそうそう変わらないよね〜

まぁこのあとまた外的要因もあり…

さらなる攻ザマァ展開があり、2度目の更生?をします。

ちなみにですが海外では異母兄弟であれば結婚できる国もありますよ。
あっ2022年現在はどうかな…ヨーロッパのとある国。

レビューでは軽いノリで書いていますが、シリアスでそれなりに重いお話です。

この作家さんはハードなお話が多く、ぶっ飛んだ攻が最後までイカれ野郎の場合も多いのですが、この作品や「窓」のように攻が最初は酷いのにいろいろと考えて反省して更生するパターンもあります。
切ない気持ちになってなかなかクセになる作風ですね。
この作家さんの中でもこのお話が好きな方は、「窓」もおすすめします。
短編ですが良いです。私は好きです。
満足感はあります
2020年4月19日
不憫受と暴君攻で近親、という期待した通りの展開で、読後感は満足です。ただ個人的には、登場人物の性格にあまり共感できなくて話の波に乗れませんでした。
そんなに悩まなくても
2021年5月30日
道があると思うよ?と主人公達に言いたい。佐々木君は可哀想なので、幸せになって欲しい。愛され方の順番が肉体→精神だっただけでこれは純愛モノなのね。兄ちゃんのプチ嫉妬も可愛い。もっとジットリと絡めとるのかと思いきや、束縛もライトな感じで。父ちゃんの政治生命に傷が付かないよう上手く立ち回れそうな二人だし、きっと選んだ答えは間違えてないはず。滅茶苦茶、嫌な人間や悪人が出てこないのでサッパリと読めるお話でした。
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作家名: 水原とほる
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 笠倉出版社
雑誌: CROSSNOVELS