ネタバレ・感想ありスローリズムのレビュー

(4.5) 30件
(5)
20件
(4)
7件
(3)
0件
(2)
3件
(1)
0件
読み返したくなる
ネタバレ
2025年3月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 杉原先生の作品は、定期的に読み返したくなる。
こちらも久々に。
幼馴染、ゲイ隠れ溺愛×ノンケ無防備
他作品でも言えますが、見た目も態度も余裕に見えて、実はへたれで繊細な攻。そして積年の想いを秘めた隠れ溺愛執着。受は無意識に攻好き好きなのに意固地に知らないフリ。
そんな焦れジレぶりが絶妙な作品です。
台詞回しやしっとりした雰囲気の中に熱が垣間見える、作者さんならではのお話。
古いけど、よいものはよいですね。
じれったい効果
ネタバレ
2025年2月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 中々気持ちを伝え合わない二人がひたすらじれったい。なんの我慢大会だっつーの、けど、そのおかげで前半の素晴らしい告白シーンがある(後輩のアシスト付きだけど笑)後半も攻めの12年間熟成された独占欲の発露は執着攻めの告白として一二を争う。対する受けも殺し文句で応酬するからスカッと安心のラスト。良かった〜
ドキドキ
ネタバレ
2024年11月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2人が別れちゃうんじゃないかと不安でドキドキした!
お互いもっと言葉に出してよ〜!ってモダモダしました
いいね
0件
タイトル通り!作者様買い!
ネタバレ
2024年5月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 久しぶりに杉原先生の作品を読みました。派手さも緩急もないお話ですが、ひたすら受けの気持ちにフォーカスして戸惑いやもどかしさといった心の状態を丁寧に紡いでいるところが好きでした。
タイトル通りとてもスローなので多少イラッとする場面はあっても、鈍感ゆえかあまりに大切な存在だからか即断できない慎重さや躊躇いも理解できる。外堀から固められた感はありますが、そうでもしなければ進展できないほど大切な関係性はむしろ羨ましいほどでした。
分かっちゃいるけど、普段掴みどころのない矢萩の気持ちが吐露された場面ではたまらず胸がギュギューっと。とにかく矢萩の水森に対する一途な思いが切なくて胸が張り裂けそうになりました。
2部構成、前半は友人から恋人へ、後半は恋人の形がより強固になる過程が楽しめます。水森が矢萩へ伝えた告白と感謝の言葉が胸熱でした。良作。
良かった~!
ネタバレ
2022年12月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ スローリズム!まさに!!でした。ノンケ受けとゲイ攻めのお話で、1つ目のお話は二人が結ばれるまで、2つ目のお話は付き合ってからの気持ちのすれ違いを書いたお話でした。私はジレジレを楽しく読み進められましたし、ジレジレした分感動も大きかった!と思いました。
「ありがとう–俺を大切にしてくれて」
ネタバレ
2022年10月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ とても良かったです。
タイトル通りゆっくりと蓄積していく愛という感じでした。
親友の矢萩にゲイだと明かされた後「お前だけは好きにならない」と言われずっと気にしている水森。
他の人から見て矢萩は水森が好きなのが明らかなのに、その一言が突っかかり矢萩への本当の気持ちを理解するまで結構かかってしまうんですよね。
振られたら自分の大事なお守りである水森との関係が壊れてしまうと思い臆病になる矢萩も相まって本当にゆっくりと、でも確実な年月を積み重ねたふたりの愛がとっても良かったです。
その後の引っ越しの話も矢萩の意図に気づけない水森がなぜその発想に至らなかったのかが可愛くて可愛くて。
矢萩は苦労するけどきっとそんな水森が好きなんだよなと思えるラストでした。
杉原理生さん!って感じ。
2021年6月19日
お話もはっきり覚えてないけど、このお話昔好きだったよな…と、電子で購入し久々に読み返し、そう、この作者さんってこんな感じ!と懐かしくなりながら読みました。特に何か起きるわけではない。物語の中で本人たちもそれで悩んでる笑。でも、静かに動き出す。でも日常も。等身大な感じで、懐かしかったです。
題の通り。
ネタバレ
2020年11月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 『スローリズム』まさにそれでした。
いつ矢萩が水森を好きになったのかはっきりとした描写はありません。高校受験の日に会う前から気になってたのか入学してからなのか。「お前だけは好きにならない」その言葉にどれほど狂おしい想いが込められていたのだろうと思うと涙が止まりませんでした。親しい友達として過ごしながらずっと微熱のような息苦しさを感じていた二人。結ばれたあとも矢萩の気持ちが痛いほど分かって。水森の鈍さに結構イライラしました。それを含めて好きなんだから仕方ないですよね……もう……、、
特別な事件や出来事が起きる訳じゃないのにめちゃくちゃ泣いたので枕がビシャビシャです……カバー変えなきゃ(笑)
ゆったりと〜
2020年10月25日
〜二人の関係は進みます。ノンケな主人公がゆっくりと気持ちを育てていく過程が、とても心に響きます。
いいね
0件
じんわり
ネタバレ
2020年9月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ あたたかくなるお話でした。二話とも最後に受けの男気が好きを拗らせた攻めを癒してるのがすごく心に染みます。何度読み返しても毎回感動します。
いいね
0件
良いですね
2020年2月13日
タイトル通りですね。高校生のの時から12年経っても 友情という枷に囚われていた二人が友人や後輩に助けられてハピエンになります‥‥が、それでも心のどこかでしっかり結びつくことができなかったところは後半の2の方でしっかり解決されていきます。読み応えもあり、木下けい子さんの表紙絵も良かったです。
よい
2019年8月15日
今回はあらすじの「お前だけは絶対好きにならないから」という一文がとても良いフリだなあと思って購入してしまいました。ジャケ買いでも作家買いでもなく、あらすじ惚れです。
これはいいテンポ
2019年8月15日
杉原先生の作品初めて読みました。めちゃくちゃ良かった。本当にゆっくり進みます。でも止まってるわけではないんです。ゆっくりと細やかに心情が変わっていく、そういう積み重ねで人は一歩を踏み出せたり認めることができたりするよねとしみじみ。冷静な語り口で、でも時にアツく時に切なく物語が紡がれています。
じれったい!!!
2018年9月17日
タイトルに偽りなし、イライラするほど時間がかかります。お互いに言葉は足りない上に独りよがりなので、両片思いの切なさ、という感じでもなく、後半は特にモヤモヤさせられました。だからこそ、ラストはなかなか味わえないタイプの感動を連れてきてくれたように思います。遠回りして、ゆっくり結ばれた二人ならではのラストシーンに、読後感は満たされた思いでいっぱいです。
Good 👍
2018年5月7日
タイトル通りスローに二人の関係が進むお話が読んでてもどかしいけどやめられない、そんな素敵な作品でした。
しっとり両片思い
ネタバレ
2017年10月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 高校時代からの親友同士ゲイ×ノンケ。王道な両片思いですが甘酸っぱい方向ではなく、大人同士のしっとりとした静かながら深い愛情を感じられる作品です。お互い想い合ってるんだけど関係が終わってしまう事への恐怖から攻は意識的に、受は無意識に恋心を相手にぶつけないようにしている。想いの変遷が丁寧で優しくてホロリときました。
遠回りしたとしても…
ネタバレ
2017年2月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 見目良く性格良しの友からゲイだとカミングアウトされるが彼のアイデンティティーを認めて友として10年以上の付き合いに。そしてストリーは主人公こそが少しずつ彼への想いに気づいて…

真性ゲイとノンケの彼等が『離れたくないので友人』から『離したくない恋人』になっててスローなスローな恋物語です。
彼の主人公への想い『お守りだから大切に無くさないように』が心痛かったけれどお守り大事にして良かったね
ほんとスローリズム
ネタバレ
2017年1月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ ほんとに、なんてスローリズムな二人。友達のままでいいから、ずっと水森のそばにいたいという、けな気さが切なくて……。堀田がいなければ、さらにずっと友達のまま月日が流れていたような感じですよね。矢萩から言うことはないから、ノンケの水森から言わない限り、二人はずっとこれからも友達だったんだろうな。ノンケの人を好きになってしまったら、実際はこんな風なのかもしれないですね。矢萩の、長い長い一途な想いが報われて良かったです。
いいね
0件
素敵でした。
2016年9月12日
ゆっくりとした大人の恋のお話でした。
穏やかに進むストーリーが素敵でした。欲をいえばイラストが掲載されてないのが残念。
木下けい子さんのイラストを見たかったです。
でも、ストーリーだけでも満足です。
いいね
0件
杉原作品の中でも最高
2016年2月1日
失うくらいなら一生隠し通したままで。
痛いほど気持ちがわかって切なかったです。こんなに幸せを願った男はいない。
臭いものに蓋をしつづけた末路
2025年5月8日
自分の恋心を認めるのが怖い受様と、相手を失うのが何より怖いから誤魔化し続けてきた攻様の長ーい恋模様。
両片思いみたいな感じではあるんですが、単純に両片思いってわけでもなくて、複雑な心境の二人を見ているのは楽しかったです
発行が2008年でびっくり
2025年3月18日
スローリズムねー。20年近く前の作品をこうやって今読むことが出来るのは常々不思議です。私は後日談というかショートストーリーが、本編の幕が降りた後に存在するのが結構嫌なのですが、この作品はさっぱり終わったのが良かったです。あとがきで続編?とかなんちゃらって言ってましたがよく分からないです。でもまあ正直、くっつくまででお話が終わっても良かったかなーって思います。付き合ってからは、長く感じました。カップルって、めんどくさい、な感じです。お互いの思ってることを言えなくて、うだうだするシーンが多くて、もういいですってなりました。ただこのふたりは、この先もずっと一緒にいるんだろうなと思います。
いいね
0件
表紙買いです
2020年9月18日
木下先生の表紙に惹かれて購入しました。お話が丁寧に描かれているので、感情移入して読むことが出来ました。ただ、萩原の性格が面倒くさくて歳後のほうはイライラしました。
いいね
0件
あぁ尊い(。´Д⊂)
2020年1月26日
やぱり攻めが受けを好きすぎるっていいね(TT)相手が大切過ぎて何も出来なくなっちゃう攻めが愛しい。だけどちゃんと受けも相手が大切すぎるんですよ。お互いの存在が唯一無二であるお二人様、どうぞ末永くお幸せに。
いいね
0件
まあまあ
2019年11月29日
攻めが何年も一途なところがいいです。受けに電話で話す内容がすごく可愛くて、そこがすごく萌えました。
いいね
0件
切ない想いが伝わります
2019年5月23日
読み終えて、改めてタイトルを見て、深く納得。そういう内容でした。なので非常に焦らされます。その焦れるくらいなスローな中に込められた想いの深さは、ものすごく切なくて痛いほど胸に響きました。
いいね
0件
タイトル通り
2017年5月1日
本当にスローだなぁと思いました。












「おまえだけは好きにならない」って、どう聞いてもフラグだろうと思うのですが。










ゲイの矢萩と、親友の水森。










水森は、矢萩がゲイだと知っていますが、恋愛部分には踏み込まないまま二人は社会人に。
















矢萩からの明確なアプローチは一切なし。














水森は考えて考えて、脇キャラとの絡みの中で矢萩への気持ちに気づきます。













結ばれてからも、矢萩は本心をなかなか口に出さず、また水森は考えて考えて…











こういう、まどろっこしい関係が好きか嫌いかで、評価が変わりそうです。












私は嫌いではないものの、エロがあっさりなのが不満(笑)













もっと濃厚だったら☆5つでした。
読みやすい文章ですが合わなかったです。
2023年4月14日
ゲイの同僚に何とも言い難い微妙な感情を持つ主人公。
序盤から2人とも感情ダダ洩れでヤキモキしました。
ただ場面転換や話のつなぎがちょっと分かりづらくて気になりました。
いいね
0件
彩度低め、しっとりな世界観
ネタバレ
2021年7月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 世界観や文体など、作中の雰囲気がなんとはなしに彩度が低く、読後感としてはしっとり、、な感じ。
ハッピーエンドだし、ストーリーや内容は 悪くはなかったけど、静かな作品が性に合わないので、少なめの星ということで、失礼します。
いいね
0件
スローすぎて…(泣)
2017年5月17日
低評価ですみません…。タイトルどおりスロー過ぎて…モヤモヤしてしまいました(泣)失う怖さはすごくよくわかったんですが、その言葉はないでしょ⁉もう少しはっきりしようよ…(泣)ノンケに対する恋愛感情だし、リアルといえばそうなんですがね…。後半の受けの鈍感さにもイライラ…。ここまで引っ張ったならHはさぞ!と期待したら、あまりに呆気ないし…💦
もう少し濃厚なラブが読みたかったです。
レビューをシェアしよう!