ネタバレ・感想あり秋山と美里シリーズのレビュー

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ある1年間の濃密な記録
ネタバレ
2025年1月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「春恋」を読んだ後、速攻「秋色」を読んでようやく心が落ち着きました。悪いことは言いません、2作は続けて読んだ方が良いです。
春恋の前半はアキの言動にひたすら怒りを感じ、美里の報われない想いが切なくしんどいです。主に美里目線でお話が進みますが、アキの一挙一動に美里の心が激しくアップダウンします。その心理描写が分かるからこそ胸が苦しくて…。いやー辛かった。
お互いの心を確かめ合うような探るような、そんなやり取りしかできなかった2人がようやく幸せを掴みかけた矢先に待つ展開に愕然。いつかこういう日が来るんじゃないかと思っていましたがタイミングに言葉も出ず…。美里に免じて2人にはもう少し幸せを噛み締めて欲しかったです。
今作は、アキと美里の歪だけど必死でもがいたかけがえのない1年間の記録。「四季彩画」があった事で2人は油絵の如く共に想いを塗り続けていた事が分かりますが、とにかく最後の最後までしんどいお話でした。
凄く痛くて辛い
ネタバレ
2024年11月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一途に好意を寄せる美里に対するアキの態度があまりにも冷たく酷く感じましたが、ただ後半になるにつれ、愛情表現の仕方が人其々だとわかりました。アキなりに精一杯の想いを全身で伝えていたのに、美里も受け止めていたのに、離れる運命を受け入れた二人は、大人の世界をあまりにも早く知りすぎたのかもしれません。たった一人の人だけを愛するために生まれてきた、それを知れただけでも幸せなのかもしれません。
初めて読んだとき、胸に刺さった
2023年6月26日
朝丘戻。先生のお話を二十代の頃によく読んでいましたが、このお話は特に何回も読んでいて、久しぶりに読み返しました。
最後の終わり方が、とても気になっていて、続きが出ないかなと思っていたら、出てくれたのがとても嬉しかったです。切ないお話が好きな方におすすめです。
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しんどいけどけど 現実
2023年6月14日
朝丘先生の作品は何冊か読んでいて作者さん買いです。
しんどいけどこれはいわゆる世間 現実なんだろうと思わされるお話しでした。
そばにいなくても愛していたい人がいるなら
幸せなんだろう。
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綺麗なお話。
2022年10月22日
作者様があとがきにたった1人と思える相手に出会えなかった方が不幸であると書いてありましたが、本当にそう思うので、凄く好きなラストです。
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泣ける
ネタバレ
2022年1月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買いですが、読了後は満足感あります。2巻完結です。攻めに彼女がいながら体の関係になります。両思いになった後で、親バレから離れ離れになりますがハピエンです
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マジですか・・・
2020年8月14日
実質的には両想いですが つらい別れですね。秋山も馬鹿正直で 美里も秋山の思いを身を切る思いで受け止めてこれは読み終わった時に気持ちの整理がつきませんでした。『秋色』でこの気持ちを浮上させてもらいたいです。
とにかく美しい
2020年4月10日
本当は攻めの秋山みたいなタイプは好きじゃないんです。酷いこと言って平気で傷つけてくる人。でも朝丘先生の文章で読むと、嫌いじゃない。そういう子どもじみたところまで愛おしくなる。恋するときのヒリヒリ感、美里の気持ちの全部が痛いほど伝わってきて、哀しくて愛しい。真面目でまっすぐな想いと、無力な子どもである現実。その中で下した2人の決断に涙が止まりません。美しすぎる作品でした。
涙…😩
2019年8月23日
…これでもか、っていうほど泣いてしまいました。
一途な美里がかわいくてすごく切ない。
もう早く美里に幸せになってほしい…。
なので、「春恋」が読み終わったらすぐ「秋色」読むのがおすすめです。
どうしても悲しい
2019年8月18日
気持ち的にはハピエンで、実際には離れてしまった二人がどうしても悲しいです。
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涙がとまらない
2018年10月28日
「春へ」を読んでいたので、それを希望に読み進められましたが、途中から涙が止まりませんでした。一途すぎる程の想いが、切なすぎて苦しくて。どうしてこんなにひたむきに想いを伝え続けられるのでしょうか。
読んでいると胸がきゅうきゅう締め付けられて苦しくなるのに嫌な気持ちにならないのは、すごく綺麗な澄んだ印象の強い作品だからでしょうか。主人公たちの心が。描写が。
思い切り泣いて浸りたい時には良いかもしれません。
すぐ「秋色」読みます。
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切ないシリーズものが読みたいときに
2018年1月29日
春恋、春へ、秋色と3冊シリーズの1作目。春恋と秋色が同CP、春へはスピンオフですが3冊読んだほうが深まります。春恋・・・作品は緩やか~に軽い文面でスタートなのですが、お互いの気持ちが重なったあたりからグイグイと切なくなってきます。切ない系が読みたいときにはお勧めです。ただ、ここで終わると切なすぎますので、ぜひ秋色もお読みください。
つかの間の恋人
2017年10月6日
本編は美里視点なんですが、最初から最後まで美里がアキを想っていることが伝わってきます。
この2人だからこそお互いを好きになって、別れを決断したんですよね……それが更に切ないです。
2人とも好きすぎて、続編の「秋色」と合わせて何度も読み返してます✨
染み渡る
2017年9月27日
春恋、秋色、春へと一気に読みました。朝丘戻さんの作品は心温まる切ない気持ちが染み渡る作品です。キュンキュンしたい時にはたまりません。
文庫デビュー作。
2017年4月10日
まだ若い彼らの、愚かで痛切な心の叫びと、泣けるほど切実で初々しい恋の、物語でした。
腑に落ちないようなものを抱えたまま、2人のお話は5年を経て『秋色』へと続きます。シリーズ完結というなら、秋色のラストでしょうが、“あの日あの時”の彼らの瞬間と原点はこの『春恋』に詰まっていて色褪せません。アキの絵のようだな、と感じました。
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片想いの最高峰
ネタバレ
2017年1月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 3つ年上の家庭教師秋山に憧れて一途に想いを寄せる美里の心情がこれでもかというほど切々と語られる。彼女持ちの男性に恋する苦しさ、嫉妬、絶望、狡さ、甘え、空しさなどのあらゆる感情が美里を苦しめるが、その辛ささえ秋山から与えられるなら耐えられるという悟りの境地にいるかのような美里と、どんなに苛めても真っ直ぐで正直な美里に惹かれる秋山。朝丘先生の作品の中でもこの二人が一番心に残りました。
切ない
2015年8月22日
アキへの想いに溢れる美里は健気で、その想いにアキの心が動かされていく様子はキュンキュンしました!アキは『春へ』に登場する秋山です。美里とアキの恋は切ない物語でした。
ちょっと
ネタバレ
2025年1月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 秋山先生にイラッとしながら読んでた
彼女がいるのに美里くんに手出して、結構最後まではっきりしなかったからな〜
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評価が難しい
ネタバレ
2024年3月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買いです。お話としては面白いのですが、高校生と大学生の家庭教師の話なのに、不倫っぽい雰囲気が終始流れているな~と思いました(笑)アキがクズというか性格が悪い。とにかく美里を傷つけるような物言いしかできないのが気分が悪かったです。美里はアキが好きなので、アキが何をしても好きな気持ちで許してしまう所がモヤモヤしました。終盤はアキも美里を好きになったのでしょうが、まだまだ物足りない!美里にしてきたあれこれひどい態度を思い出してしまい、両想いでも手放しで喜べませんでした。続きの秋~ではあきの本気を見たいと思います。
バッドエンドでもハッピーエンド
2019年6月13日
先生の原点はこの作品に書かれているんだなと、改めて思いました。BLというか、同性愛の根深い部分や愛について、感じながら、考えながら、府に落ちない部分も先生ながらの丁寧な気持ちの表しで、落ちていく自分もいて、流石だなと思います。
うーむ、この一冊だけでは…
ネタバレ
2017年12月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私はもやもやしたまま終わっちゃった感じ…。まず、アキのはじめの所業が真っ直ぐで誠実だというその後のアキ像と相容れない。真面目で厳しいカテキョにしては行動が安易過ぎる。そして別離した後の行動も…、なんで自分からは動かなかった?美術館に美里が来てくれなかったらずっと会わないままのつもりだったん?うーん…次巻を読んでやっと腑に落ちました。
一途さ
2017年3月14日
少しの幸せな時間を得た事が反動のように、その後に待っていたかのような別離がもっと切なくなりました。大人になる過程といえばそれまでですが、胸がつまります。
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これはイマイチ
2019年12月26日
朝丘先生の作品は、好きなものとそうでないものが、ぱっくり分かれるのですが、この作品は後者でした。
初読み作家さん
ネタバレ
2019年1月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ レビューの高評価を信じて購入したのですが、この作家さんのファンが多いのでしょうか。他のサイトではそれほど評価が高くないので、勇気を出して率直な感想を。
アキの性格設定と、行動が一致していないのが気になりました。美里が捉え違いをしているというのなら納得ですが。途中からの激変ぶりにもびっくりです。
残念ながら、アキと美里のどちらにも魅力を感じることができませんでした。
表紙がすごくステキで好きなんですが、二人のイメージとは違う気もするし…。
何だかいろいろとイライラモヤモヤさせられる作品でした。評価下げてごめんなさい。
かなり中途半端なところで終わったので、これから続編の「秋色」を読みます!(同シリーズの「春へ」も購入済です。)
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作家名: 朝丘戻
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: ダリア文庫e
雑誌: ダリア文庫e