ネタバレ・感想あり眠る探偵のレビュー

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最後のあとがきにあった曲を聴いて号泣
2024年8月18日
作者買いです
重い内容でしたが、一気に読ませて頂きました
登場人物それぞれの愛情の深さに涙□
個人的には東さんのキャラが好きでした

あとがきの曲はもう、探偵さんにピッタリすぎて涙が止まりませんでした□
サスペンス、ミステリー
2024年6月9日
真音と槙はクラリスとレクター博士を彷彿とさせます。BL要素は唐突に感じられて、無くても良かったかな。その部分は飛ばし読みしました。1巻、特に4巻のイジメが重くて、読むのに時間がかかりましたが、1〜4で最後のピースが収まります。個人的に気にる人物もいますが、完結した作品なので、もう深掘りできないのは残念ですね。
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1巻のみの感想です
2023年8月31日
すでに槙に気持ちを持っていかれてしまいました。続きはとても気になるのですが、BLラノベには癒しを求めている私にとっては、4巻まではキツイかなと、ここでやめておきます。レビューの評価は高いけれど数は少ない、、の意味がわかる気がしました。読む人を選ぶ作品だと思います。
号泣必至なんです、
ネタバレ
2023年8月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ BLというよりも魂と魂のLOVE、壮絶な愛のものがたりでした。探偵の真音に降りかかる事件の数々。そこには必ず殺人鬼槇の気配が。槇の真音への執着は尋常ではないのですが、次第に二人の過去や関係が明らかになってきます。かなり暗く重い土台はあるのですが、美人の探偵は飄々としたおとぼけキャラ、そして探偵の娘笑子や義弟の隆、凸凹コンビの刑事の活躍もあり作品を明るくしてくれてます。昔ハマったドラマ「TRICK(トリック)」を思い出しました。あとがきに先生がエンディング曲をおすすめしてます。わたしも彼らが大好きでCDを繰り返し聴いてました。その歌詞が恐ろしいくらいに劇的なラストを迎えた槇の混沌とした心中にリンクしてるんです、鳥肌立ちました!ぜひぜひ読み終えた後に聴いてみてください、号泣必至です。
4巻の後書きにあった曲を聴いてこそ
ネタバレ
2022年9月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作品のレビューをしなきゃいけないのに作者様が4巻の後書きで仰っていた「自然に浮かんできた曲」を読了後すぐに聴いたらたまらない気持ちになり涙が溢れて使い物になりません。
その曲を聴くと作中では描ききれなかった短かいけど確かに幸せだったであろう2人に想いを馳せてしまって居た堪れない気持ちになりました。特に槇の想いが雪崩のように押し寄せてきて涙が溢れてくるんです。音楽によって気持ちが昂り、より深く作品の世界にダイブした経験は初めてで感動の振り幅が桁違い。これは是非とも4巻後書きにあった「曲」を聴いてほしい。ネットですぐに探せますから!
今作は殺人や理不尽な展開が多く甘さゼロ、サスペンスやミステリーがお好きな方向きです。最初こそ別名義のある作品に似ているなと思いましたが3巻からラストに向けての面白さは格別でした。音楽は4巻読了後に是非!
ハラハラドキドキ
2022年7月18日
カップルの愛の話ではなく、家族、人の愛でしょうか。こういうのも有りですね。面白かった。事件は各巻でありますが、主人公達を取り巻くものは4巻全部読んだ方が断然面白いし、理解出来る。(ページ数ー1巻290.2巻247.3巻251.4巻257)
3巻目で裏と表である2人が
ネタバレ
2021年7月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ シリーズ通して、この作品が真音の気持ちが一番伝わってきました。
護りたいものの為に生きてるけど、槇の事も捨てられない。
複雑ですけど、共感してしまうところもあります。
冒頭にもあるのですが、愛の形って、ホントなんなんでしよう。
そんなことを思いました。
ラストは青い鳥。
彼らの青い鳥ってなんだったのでしょうか。表裏一体な相手に巡り会えたことは幸いであると同時に災厄でもあったのかも。
なんとも言えない余韻が残る作品です。
真音達に幸あれ。
感動の波にさらわれました。
ネタバレ
2021年6月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 現代と過去を行き来し、次々と起こる事件に息もつかせぬ展開。絡み合う怨念。深い愛。そし胸が詰まる美しさ。真音は太陽のような温かさを持つ美。槇は闇に潜むブラックパンサーの如く孤独で肉食獣のような危険な美。心は繋がっていても、真音は槇の残虐性を受け入れられず、どうしようにも結ばれる事はできない。でも最後に救われました。辛いけど、私には納得のラストでした。素晴らしかったです。 ただ東警部の番外編もあるとよかったなぁなんて思ってます。
悲しすぎる
ネタバレ
2020年2月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 当然ですが殺人はいけないこと。でも、なぜいけないのかと問われたら、上手く説明できないです。倫理的、法律に抵触するなど、すかすかの事しか思い浮かばなかった。なのに、「自分自身が壊れる」との主人公の言葉がストンと入ってきました。榎田先生の作品はほとんど拝読させていただいていますが、このシリーズもなかなか重くて悲しい。あとがきも読みましたが、私としてはもう少し三条に救いが欲しかったです。本人はきちんと自分がしたことの酷さを認識して、自分の最後に納得している描写なので仕方がないのですが。ここまで一人の人間に強烈な愛情を抱いて好き勝手に殺人を犯し、最後は愛を告げながら愛する人のために死んでいければ本望かもしれません。
殺人鬼の執着愛が凄い!
2018年2月7日
全巻既読しました。最初はミステリーだけ? と思いながら読んでたんですけど凄まじい執着愛に愕然とさせられました。終わり方は少し余韻が残る感じでしたので、なんとか続編をお願いできませんでしょうか……。いや、あの終わり方もとても良かったんですけど!凄く凄く良かったんですけど!
奇想天外なミステリー
2017年7月30日
これはBLという観念で見ると、ガッカリしてしまう展開だと思います。
ですが、とても、ピュアすぎて、壊れてしまった愛なんだと、簡単には言えない深ーいもので、榎田先生には本当に感服であります。
また、読み返したくなる最強な作品となりました。
ある意味、純愛
2017年6月23日
読み始めたら夢中になって全巻一気に読破しました。ストーリーは複雑なのに、最後はパズルのピースのように合致するのが面白かったです。ラストは涙がボロボロと出て止まらなくなりました。残虐な殺人鬼に愛された真音と、たった一人しか見ることができなかった孤独な槇、同じ境遇に居ながらも、考え方が少し違うだけで生き方が変わってしまうのだなと思うと、感慨深いものがありました。
ミステリー。重い!ストーリー面白い。
2017年5月16日
(小説)
全4巻。
完結表示がないですが、4巻のあとがきで完結とありました。

犬ほど素敵な商売はないが面白かったので作者さん買い。
本作はBL色のミステリーですが、面白かった。
さすが高評価作品の多い作者さんですね、ストーリー力が高くて読み応えあります。

1冊ごとに1事件で区切りはあるけど、背景のメインキャラたちの人間ドラマ(執着・愛情)の話は続いていてるので、全巻読んでひとつのお話になってます。

絡みは一応あるけど、想いが普通ではなくそれぞれに重い深い。。
主人公たちは既婚者だしラストまで話の行方がわからなかった。
ラストの言葉に、ズドン!ときました。。
重い!
そして切なくて寂しかった。。
もう、この言葉をきいただけで、全4冊読めて良かった!と思えてしまいました。。
期待していた形とは違ったけど、それぞれに幸せそうでこれで良かったのかな~?と思いました。
でも贅沢言うなら、未来の話も欲しかったな~。
ラブラブな話も読んでみたかった。。

ストーリーはよくできていて非常に面白いので腐読者以外、男性が読んでも面白いのでは。
逆に恋愛色が薄めなので、いかにもBLなお話、ラブラブを期待する(腐な)方には評価低いかもしれません。
ミステリーや一般小説が好きな方には、ぜひオススメします!
作者買い
2022年9月15日
シリーズ物なので読み応えがあります。ただ、主人公の探偵に余り魅力を感じなかったのでマイナス1に。逆に、脇役の隆や笑子が魅力的でした。悪役の槙もなぜか憎めない。終わり方は呆気なかったかな。
複雑
ネタバレ
2021年8月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一巻読了。少しずつ過去の辛い話が出てきて先が気になる一方、既になくなっているとはいえ、受けが既婚者だったため先を読むのをためらう。また、弟のように思っていた人と決別するであろう未来がツライ。
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世界一か弱い探偵
ネタバレ
2018年4月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 榎田さんの作品立て続けに読んでいますが、主人公が容赦なく危険な目に合うので読み進めるのがツライというか怖い事も。
今作の主人公真音さんはとくにか弱い特異体質なのでみんなに守られてないと駄目なんです。なので探偵とはいえ事件解決のスカッと感はゼロに等しいし、受ける仕事全てが真音(の危機)に繋がっている重苦しい内容なので気が重くて一気読みなんてとてもとても。
榎田さんの作品なので面白いのは確かですけど、読み終えてあーもう読まなくていいんだとホッとしたのが正直な所。
俺としては、幸福な結末だ。
ネタバレ
2014年3月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 4巻完結。BLではあるが、ミステリーの要素が強めだと思う。他人の夢を見ることが出来る探偵。でもこの力を使って事件を解決するというより、能力を利用されたり実験されたり、苦しめことが多い。
ミステリーとしては、真犯人というか、裏にいる人物は分かっている上で、誰が関わっているか、どう繋がるか、と上手く読ませてくれる。
BLとしてはかなり重い。これは愛なのか。心を手に入れるにはどうするのか。
究極、犯罪者を愛することができるのか、ということ。自分の為に人を殺した人を。でも殺すことを何とも思わず、何十人と殺した人を。
私としてはもっと幸せにしてあげてほしかったと思う。4巻では語られなかった部分も多く、読後すっきりするというような本ではない。でもやはり買ってよかったと思うし、すぐにではなく、少し時間をおいて読み直したくなる本だと思う。愛や幸福は人それぞれということ。4巻の冒頭の言葉がまさにこの本を表しているのかな。

「俺としては、幸福な結末だ。」
歪んだ愛
ネタバレ
2023年2月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ そのものですなぁ…ミステリものがお好きな方は、ハマるのではないでしょうか。全4巻なのでそこまで長編シリーズではなく、榎田先生お得意のヒューマンドラマっぽくて面白いです。ただ、最終巻の事件が私的には胸糞といいますか…展開が悪趣味すぎました。こういう背景はやはり辛いです。こんなクソガキ共にはもっと制裁してやらんかいと。しかもターゲットが元妻の再婚相手とかさ…知らんがなとなりますよ。 ここはスッキリせずで、あほかーもっとやったらんかい、ぬるいわとなりますが。いやいや、完全にこいつら犯罪者やしざまぁが足りんのよ。とにかく、イ〇メ描写の詳細や救いのない展開には辟易いたします。
ただ榎田作品はこの作品がベースになっている毒親ものわりとありますね…
この展開がなければもっと評価高かったんですが、まぁ好みの問題です。
私的には、非BL作品「妖奇庵夜話」の方が断然好きですが。ともかく、ラストはこれで纏まっていたと思います。あとがきの曲ですが…昔ファンだったので嬉しかった
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作家名: 榎田尤利 / 石原理
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 講談社
雑誌: 講談社X文庫