このレビューはネタバレを含みます▼
1~4巻までいい感じで進んできていたのに、今回は設定に少し無理を感じてしまって評価を下げざるを得ません(汗)。
具体的に挙げると、忍を嫌っている義母が結婚式を強引に挙げさせようとしたり、前巻で御剣家の秘香を奪い、香司の父親をナイフで刺した蝶子が厚かましくも香司にお願いをしたり(だいたい蝶子が御剣家の家に入れることがよく分かりません 汗)。
また、香司の父親が今までたいした活躍もしていないくせに、香司の未熟さを諭すのですが、今まで大きな仕事を香司に解決してもらってたくせに!と私には腹立たしく感じられ、父親の台詞はなんとも説得力ないものになってしまいました。
もともと4巻で完結予定だったものが延長された影響が多少なりとも出ている気がしてなりませんでした。
魅力的なキャラが多いので好きなシリーズなんですが、今後の展開に期待したいです。