ネタバレ・感想ありクリスマスワルツ 伯爵家の情人のレビュー

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マフィアの罠
ネタバレ
2019年11月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ イザークはイザークで自身の野望をもち、清春を騙るルカが偽者であろうが ホンモノであろうが構わないと思いつつも ルカを庇っていく優しさとルカへの想いが変わっていきます。同じようにルカも騙すことが辛くなり 自身が価値のない人間だと思い自分を犠牲にしてイザークを助けようとするところに感動しました。 裁判の所は意外とあっけなく解決した感はありますが・・・
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時代背景も良かった
2018年8月25日
ナチスが頭角を現し始めアインシュタイン等主だった人たちが亡命した頃のフランス、ロシアそしてドイツ。伯爵家専属弁護士と老伯爵の孫に成り代われと教育させられてきた男娼の出会いから始まって求め合い、新天地アメリカへの希望で終わり。歴史に疎いけれど大戦前の不安定な時代は分かり主人公達の翻弄された過去や解告に切なくなりました。
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あんなに酷い目にあったわりに最後あっさり
ネタバレ
2023年8月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 舞台は第2次世界大戦前のフランス、ドイツ。戦争自体を描いた作品ではないので事細かな描写はありませんが、それでも不穏な空気は十分伝わってきます。そんな中、出逢ったイザークと清春(ルカ)。本来なら出逢うはずもない2人が出逢い、共に過ごすうちに、やがてかけがえのない存在になっていく…。という王道展開ではありますが、時代背景やロシアンマフィア、スパイと、終盤まで緊張感漂う世界観です。罠に嵌められたり、相手を思って自らが犠牲になったりと、どう決着をつけるのか…と思いましたが、意外にもあっさり片づきすぎて。もう一波乱あるのか!?と思ってしまいました。最後だけマフィアさんが超絶あっさりしてたし、イザークがいなくなってしまって、伯爵家は大丈夫なのか?とか、いろいろ気になりましたが、そこは触れられず。最後は未来に向けて、2人で新天地へと踏み出す…というところで終わりましたが、もし続編があれば、この先も面白そうなお話でした。
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ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 講談社
雑誌: 講談社X文庫