文庫がでたときに購入したのですが、電子だと手軽に持ち動けてどこでも読めるので嬉しいです。
和泉式部にスポットを当てた作品をなかなか読んだことがなかったので、興味深く読みました。日記が物語にできるくらいの人生ってスゴイなと思います。
今よりもっと周りの目を気にしないといけない時代だったのか、それとも意外と自由な時代だったのか…いわゆるただびとと皇族との恋愛というのが身近だったのが不思議なような。ただびととはいえ、上下はあれど一応貴族だと思うと珍しくもないのか…日本とはいえ、この時代の作品は物語世界として楽しめるので好きです。