表紙がない謎仕様。224P、2009年発売。前巻より3年ぶりとのこと。追儺師・天本と半精霊・敏生。発行ペースは長くなり、ページ数は短くなって寂しい限り。
ここ数巻の「~だろ」と言う敏生の小一郎に対する話し方に違和感あり。個人的に司野と正路のレギュラー化も違和感。「堕天使奇談」では普段着は質素なワンピースだった高津→こちらではシックな和服が普段着に??
トマスから自宅のポストに直接届いた十牛図の三枚目。同時に敏生の絵の師匠・高津が急逝。敏生に残した形見の一つであるメダイ。そして高津の心残りとは?敏生と天本は九州の天草へ出発。
敏生の見た拷問のビジョン……怖っ!舌イテテ!その後、天主堂に現れた女の子と打ち解ける敏生と、一方の天本のひきつりまくりな般若笑顔には笑いました。最後に敏生に救われて天国へ行けて良かったです。
毎度ちらちら現れるトマス。同じ言語を話していても話が通じないタイプの人です。さらに十牛図の四枚目。十枚全てそろったらどうなるのでしょうか?