ネタバレ・感想あり新装版 虚無への供物のレビュー

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読了後に合掌
ネタバレ
2020年7月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 上下巻と長い推理小説ですが、その間沢山の登場人物と推理が再三なされた後に落とし所もある素晴らしい作品だと思いました。流石にお薦め本とされる作品です。ただ当初から氷沼家と近しい牟礼田が出てきてからは「何だか上から目線で知ってて言わぬ」な感じがありありと見えて面白さは半減しました。探偵役や推理の為の捜査がどんどん減っていき牟礼田曰く「今は動かないでくれ」とか「はぁ?」ですよね。理由ありきですが関係者となってしまっている探偵側・読者側からすると仲間意識が軽減されました。誰も逮捕されない終え方には「その理由」がある故に内輪で終えた=完=でした。
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