このレビューはネタバレを含みます▼
どうしようない父親のせいで、北海道の開拓民として東北からやってきたとわ。
そこでの過酷な生活、父親がいなくなり、母親が再婚。
そこでも苦労し、その義父もなくなって、小樽に奉公にあされ、その家もたちゆかなくなり、実家に帰ってきて・・・。
あの時代、自分の好きなように生きられず、親のいいなりの結婚。
家庭をもあってからも苦労の連続、戦時中、戦争後もいろんなことに翻弄されていく。想像だけでも苦しくなります。
宝物の初恋までも壊されて、何のためにと思わずにもいられない。
そうやって、今があるのかなとも思います。
フィクションだけど、こういうことがままあったんだろうなと考えさせられました。
方便がよみづらかったけど、内容はとても引き込まれます。