ネタバレ・感想あり夢のある部屋のレビュー

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付喪神がやどるとしたら
2025年7月6日
大切に使われた物、長い間使われた物には、神様が宿るといわれています

身の回りにある品々が
作者のような語り口で夢想を語られたとしたたら
一つ一つのものにある物語には作者の気持ちがこもっていて、その気持ちが神に替わるような気がします

平凡なものも、平凡でない人が見ると特別なものになる

夢のある部屋は、その住人が作るもののようです
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作家名: 澁澤龍彦
出版社: 河出書房新社
雑誌: 河出文庫