青年と哲人の対話形式で書かれています。読んでいて湧き上がる疑問が、青年の言葉として書かれていて、それに哲人が答えてくれているので、とても分かりやすいです。が、青年は毎回反論や疑問を唱えるので、鬱陶しく感じることも多いです。
自分が日々生きる中で考えていることが、一つの学として著されている感じがして、より自分の考えが明確になりました。そして、肩に力を入れない、でも充実して幸せな生き方ができるようになった気がします。
生きづらいと感じている人、この世の中に納得がいかない人・もどかしさを感じている人、生に漠然とした疑問を持っている人などにおすすめです。人生に興味がある人に読んでほしいです。