このレビューはネタバレを含みます▼
芸能界で長年にわたり様々な性格の方々と共演されたことのある経験をいかして、「どのように叱るべきか」というテーマに焦点を当てて綴る、和田アキ子先生の愛溢れる著書です。時代が最近になるにつれて「叱る」=「悪いこと」という考え方の風潮が広まりつつありますが、それが人間にとってマイナスとなる面もあるのではないかと、かなり切り込んだ主張を展開されています。でもその背景には、他人を愛する心があるから、という点も忘れてはいけません。
まさに、何があっても他人を叱ることができない性格の私としては、とても考えさせられました。
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